「シャザム!」ザカリー・リーバイ、DCスタジオの新ツートップを擁護
2022年12月29日 20:00

見た目は大人だが中身は子どもという異色ヒーローの活躍を描くDC映画「シャザム!」でタイトルロールを演じたザカリー・リーバイが12月22日(現地時間)、Instagramの生配信イベント「インスタライブ」を行い、米ワーナー・ブラザース傘下DCスタジオのトップに就任するや現行の人気シリーズと進行中の企画の数々に待ったをかけるなど、大胆な方針転換でファンから激しい非難を浴びているジェームズ・ガンとパートナーのピーター・サフランを擁護した。米バラエティなどが報じている。
去る10月、DCコミックス原作の映像作品を扱うDCフィルムズに代わり新設されたDCスタジオの共同代表取締役に就任したガンとサフランは、パティ・ジェンキンス監督のもと準備中だった大ヒットシリーズの第3弾「ワンダーウーマン3(仮題)」をボツにしたのをはじめ、DC映画最新作「ブラックアダム」のエンドクレジットに登場し、スーパーマン役への復帰が期待されていたヘンリー・カビルの続投はないと断言。その直後に今度は「ブラックアダム」に主演するドウェイン・ジョンソンが、シリーズ化が見込まれていた同作の続編製作中止を発表したことで、ファンの怒りも沸点に達したのか、「凄まじい反発を喰らっている」とガン自身が認めるほどの騒ぎに発展しつつある。
そんなファンの怒りを鎮めるべく、およそ15分に及ぶライブ配信動画で熱弁をふるったリーバイは、「これら決定や選択の数々がどんな理由で下されたのか知りもしない連中が、TwitterやInstagramに掲げている憶測や噂は全部デタラメだし、くだらなすぎて笑うしかないね。ジェームズとピーターは、だれそれが好きだからとか嫌いだからとか、そんな単純な理由で決断を下しているわけじゃない。ワーナーとDCスタジオ、そしてDCユニバースにとって何が最善か、どうしたらより多くのファンを獲得し、みんなをハッピーに出来るかって、慎重に吟味しているんだ」と熱く語ったのち、「彼らなしですでに進んでいた企画を大量に背負い込んだ2人の身にもなってみてよ。けっこう厳しい立場だと思うだろ? だからみんな、いい加減勘弁してやれってば! 深呼吸でもして、肩の力を抜いてさ。せっかくのホリデーシーズンなんだから、次のチャプターに期待しながら仲良く楽しく過ごそうぜ」とファンに呼びかけた。
リーバイが再び主演を務める「シャザム!」の続編「シャザム! 神々の怒り」は、2023年3月17日に日米同時公開を予定している。
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