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柳楽優弥が体感した「国際基準の作品づくり」【メイキング・オブ・ガンニバル 連載第1弾】

2022年12月23日 10:00

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柳楽優弥「この作品がトップランナーとして、先陣を切っていくことができたら」
柳楽優弥「この作品がトップランナーとして、先陣を切っていくことができたら」
(C)2022 Disney

ディズニープラス「スター」と、日本映画の第一線で活躍する気鋭クリエイター&キャストがタッグを組んだ衝撃のサイコスリラー「ガンニバル」が、12月28日から配信される。全世界に発信する実写ドラマの大作シリーズという画期的なプロジェクトは、いかに実現したのか。その全ぼうを関係者の言葉から紐解いていく。映画.com独占連載第1弾は、主人公の警察官・阿川大悟を演じる俳優の柳楽優弥だ。現場で体感した「国際基準の作品づくり」とは?

2018年に連載が開始され、累計発行部数210万部を超える二宮正明氏による同名コミックを実写ドラマ化。都会から遠く離れた山間にある「供花村」を舞台に、ある事件をきっかけに供花村の駐在として左遷された大悟が、老婆の奇妙な死を境に、「人が喰われているらしい」と噂される村の異常性に飲みこまれていく。

センセーショナルな題材ゆえ、映像化は極めて困難と言われた本作だけに、柳楽本人も「きっと『普通のドラマだと、なかなか表現できない』というような意見が出てくると思う」と、配信後の反響に強い関心を示す。撮影を振り返り、現場に漂っていたのは「国際基準の作品をつくりましょうという空気」だったといい、「集まったメンバーも日本映画に関わってきたトップクラスのスタッフや俳優の皆さんでしたし、自分たちがこれまでやってきたもの、プラス、やってみたいことをやる。そんなことが実現できたと思います」と、作品のクオリティに自信をのぞかせている。

画像2(C)2022 Disney

その言葉通り、監督には「岬の兄妹」「さがす」で注目を集め、かつて助監督として師事したポン・ジュノ監督からも絶賛される片山慎三を起用。第94回アカデミー賞で国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」の大江崇允が脚本を担当するという強力な布陣が組まれた。

柳楽は片山監督について、「すごく誠実に、真摯に作品に向き合っていらっしゃって、じゃあ、そのなかで『僕は何ができるのか』と、同じくらい真剣に向き合うことができました」と語り、「現場にはこれまで片山組を支えてきた方が多くいらっしゃって、『もっといいものを作ろう』という気持ちのラインも絶妙で、安心感があったので、僕のなかでも『監督としっかり話し合う』ということが、ひとつのテーマになりました」と、現場での強い信頼関係が、自身の演技と作品の完成の大きなモチベーションになったようだ。

画像3(C)2022 Disney

また、「このドラマの撮影に入る前、『ドライブ・マイ・カー』が国際的に評価されていくのを見ていましたし、大江さんが書かれたセリフを、口に出して言えるのが純粋にうれしかったです」と、大江氏とのタッグにも確かな手応え。「国際的に活躍されているメンバーとディズニープラス『スター』という枠で、世界中で見ることができるプラットフォームを舞台にどう戦うのか。そう意識した部分が、やっぱり大きかったと思います」と、本作への熱い思いを語った。

「世界中で見られる作品のためにベストを尽くす。『どこまでできるんだろう?』って部分は、フタを開けてみないとわからないことでもありますけど、現場ではとにかく面白いものにしたいっていう気持ちでいました。その気持ちは、自分のなかで必要なものでしたけど、かと言って、現場で力んでいたというわけでもないんです」(柳楽)

その上で、柳楽は「僕自身も世界の観客に向けた作品づくりを意識してもいいんだなって思えましたし、すごくやりがいを感じました。『さあ、ここから始まります。どこまで行くことができますか』って言われた気がしますね」と背筋を伸ばす。チーム一丸となった国際基準の大型プロジェクトである「ガンニバル」で堂々の主演を務め、「日本には優れたクリエイターがたくさんいます。まずは、この作品がトップランナーとして、先陣を切っていくことができたらいいなって思います」と、決意を新たにしている。

「ガンニバル」は12月28日から、ディズニープラスで配信開始(全7話/初回のみ、2話配信)。

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