「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督、5年10カ月ぶりに来日決定 新作は「大人のための映画」
2022年12月13日 10:00
「オールド・ボーイ」「渇き」「お嬢さん」などで知られるパク・チャヌク監督が、新作「別れる決心」のプロモーションのため、5年10カ月ぶりに来日することがわかった。12月26日には、東京・TOHO シネマズ 日比谷でパク監督の舞台挨拶付きジャパンプレミアイベントを予定している。
パク監督の6年ぶりの新作となる本作は、カンヌ国際映画祭コンペティション部門で監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出されている。
刑事ヘジュン(パク・ヘイル)は、崖から転落死した男の妻ソレ(タン・ウェイ)の調査を開始することに。取り調べが進む中で、お互いの視線は交差し、それぞれの胸に言葉にならない感情が湧き上がってくる。いつしかヘジュンはソレに惹かれ、彼女もまたヘジュンに特別な思いを抱き始める。
来日決定にあわせて、場面写真が一挙お披露目された。ヘジュンとソレがお互いを見つめる情熱的な視線が印象的なカットや、手錠でつながれた2人の手などを切り取っている。パク監督は「本作は、大人のための映画です。喪失の物語を悲劇的なものとして語るのではなく、繊細さとエレガンスとユーモアをもって表現しようとしました。大人たちに語りかけるような形で…」とコメントしている。
「別れる決心」は2023年2月17日から公開。パク監督の舞台挨拶付きジャパンプレミアイベントのチケットは、12 月16 日午前11 時から発売予定。詳細は映画公式ホームページに掲載される。