生田斗真ら豪華キャスト17人がお風呂で笑顔! 「湯道」多幸感満載のポスター
2022年12月8日 08:00
「おくりびと」の脚本や、ご当地キャラクター「くまモン」の生みの親として知られる小山薫堂が2015年に提唱し、日本の文化「お風呂」について精神や様式を突きつめる新たな道「湯道」。小山は約7年の構想を経て、完全オリジナル脚本を執筆し、「湯道」を題材にした映画を作り上げた。生田は、実家の銭湯「まるきん温泉」から飛び出すも、うだつが上がらず舞い戻ってきた三浦史朗、濱田岳がそんな兄と犬猿の仲である弟・悟朗、橋本環奈が「まるきん温泉」で働く、常連客からも愛される看板娘・秋山いづみを演じる。
さらに、銭湯に通う一癖も二癖もある常連客として、天童よしみ、クリス・ハート、戸田恵子、寺島進、厚切りジェイソン、浅野和之、笹野高史、吉行和子、ウエンツ瑛士、朝日奈央、吉田鋼太郎、夏木マリ、柄本明が共演。湯の道に魅せられた人々が集う、もうひとつの舞台「湯道会館」に連なる面々を、小日向文世、角野卓造、生見愛瑠、窪田正孝が演じ、ほか梶原善、大水洋介、森カンナ、堀内敬子、藤田朋子、秋山ゆずき、おかやまはじめ、酒井敏也らも顔をそろえた。「HERO」「マスカレード」シリーズを手がける鈴木雅之監督がメガホンをとる。
本作ではこれまで、生田が湯舟に浸かり、恍惚とした表情を浮かべる「お風呂ビジュアル」、民衆をお風呂へと導く「民衆ビジュアル」、湯上りの「牛乳ビジュアル」などを発表してきた。新たな本ポスターは、豪華キャスト17人がお風呂に勢ぞろい。全国の劇場で、随時掲出される予定だ。
亡き父が遺した「まるきん温泉」に突然戻ってきた建築家の史朗。帰省の理由は、店を切り盛りする弟の悟朗に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えると伝えることだった。実家を飛び出し、都会で自由気ままに生きる史朗に反発し、冷たい態度をとる悟朗。一方、「入浴、お風呂について深く顧みる」という「湯道」に魅せられた定年間近の郵便局員・横山(小日向)は、日々「湯道会館」で湯を学び、定年後は退職金で「家のお風呂を檜風呂にする」という夢を抱いているが、家族には言い出せずにいた。
そんなある日、ボイラー室でボヤ騒ぎが起き、巻き込まれた悟朗が入院することに。いづみの助言もあり、史朗は弟の代わりに仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごす。不慣れながらも湯を沸かし、さまざまな人間模様を目の当たりにした史朗のなかで、徐々に凝り固まった何かが解されていく。
「湯道」は、2023年2月23日に公開。
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