ヒグチユウコ×ルイス・ウェイン、新旧の猫画家がコラボ 大島依提亜との共作ポスター2種完成
2022年11月26日 17:00

ベネディクト・カンバーバッチが主演を務める「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」から、画家・絵本作家のヒグチユウコ氏と、グラフィックデザイナーの大島依提亜氏が共作したオルタナティブポスター2点が披露された。
19世紀末から20世紀にかけてイギリスで人気を博した、画家でイラストレーターのウェイン。当時、ネズミの退治役、もしくは不吉な存在として恐れられていた猫を愛らしくコミカルに、生き生きとしたタッチで描き、人々の心を掴んだ。俳優、監督として活躍する日系英国人のウィル・シャープがメガホンをとる映画版では、カンバーバッチがウェイン、クレア・フォイが妻エミリー役を演じるほか、アンドレア・ライズボロー、トビー・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズらが共演。オリビア・コールマンがナレーションを務めた。
イギリスの上流階級に生まれたウェインは、父亡きあと、一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍していた。やがて、妹の家庭教師エミリーと恋に落ち、身分違いだと反対する周囲の声を押し切り結婚。ふたりは家を出て幸せな家庭を築くが、エミリーが末期がんを宣告される。ウェインは、そんな絶望の淵で出会った1匹の子猫にピーターと名付け、エミリーを喜ばせるために、猫の絵を描き始める。
「ミッドサマー」「LAMB ラム」などのオルタナティブポスターでコラボレーションしてきたヒグチ氏と大島氏は、縦型と横型、2種類のポスターを制作。縦型のポスターは、ウェインと、彼がネコの絵を描くきっかけとなった愛猫ピーターの肖像画だ。ヒグチ氏が絵を描き下ろし、大島氏がポスターに落とし込んだ。ルイスとピーターが見つめ合い、溶け合うデザインは、寄り添い続けた両者の関係を暗示しているようだ。

一方、横型のポスターは、ウェインにオマージュを捧げたデザイン。擬人化された猫たちが枕を投げ合う、ウェインのイラストをもとにしている。ウェインと同じく、猫をモチーフにした作品を多く手がけてきたヒグチ氏だからこそ描くことができた、新旧の猫画家による時代を超えたコラボレーションが実現した。
「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」は、12月1日からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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