「ある男」で注目の新人俳優・坂元愛登とは? 妻夫木聡「彼の言葉と演技に救われた」
2022年11月25日 17:00

平野啓一郎氏のベストセラーを映画化した「ある男」(公開中)。主演の妻夫木聡をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝ら実力派が共演する本作では、安藤の息子役を演じた新人俳優・坂元愛登の熱演も注目を集めている。
「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督がメガホンをとった本作は、弁護士の城戸(妻夫木)が、かつての依頼者である里枝(安藤)から亡くなった夫・大祐(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受けたことで、彼の正体に迫っていくさまを描く。11月18日に初日を迎え、好スタートを切っている。
本作が映画デビューとなった坂元は、2009年生まれ、東京都出身の13歳。数百人に及ぶオーディションの中から里枝の息子・悠人役に抜てきされた。里枝と再婚した大祐、妹の花(小野井奈々)と穏やかで幸せな生活を送る悠人だったが、突然の事故で大祐は亡くなってしまう。さらに、大祐は全くの別人だということが判明。愛してくれた父が、実は別人だったという信じがたい現実に翻弄されながらも、次第に現実を受け止めていくさまを、まっすぐな瞳で印象的に演じ、SNSでも「彼の演技に泣かされた」「処女作(への出演)とは思えない、将来が楽しみ」との声が多く上がっている。

物語の後半、特に石川監督が「映画の屋台骨になる場面」として挙げている、里枝が悠人に「大祐が何者であったか」を伝える場面では、悠人の感情が溢れる感動のシーンに仕上がっている。
新人俳優とは思えない豊かな才能に、妻夫木は「坂元愛登くんはとても重要なことを話す役を任されていて、彼の言葉と演技に救われました」と絶賛。また、窪田も子役たちの伸びやかな演技で彩られるリアルな家族の風景を見所の一つと明かしている。
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