ペネロペ・クルス×アントニオ・バンデラス 映画業界を皮肉ったブラックコメディ「コンペティション」23年春公開
2022年11月2日 11:00

スペイン出身のペネロペ・クルスとアントニオ・バンデラスが共演した「Official Competition(原題)」が、「コンペティション」の邦題で23年春に公開される。
本作は、現代映画界を爽やかに皮肉った業界風刺ブラック・エンターテイメント。華やかな映画業界の裏側で、天才監督と人気俳優2人が三つ巴の戦いを繰り広げる。個性的でわがままな女性監督をクルス、うぬぼれたスター俳優をバンデラス、老練な舞台俳優を「笑う故郷」で第73回ベネチア国際映画祭最優秀男優賞を受賞したアルゼンチン出身のオスカル・マルチネスが演じた。
大富豪の起業家は、自身のイメージアップのために一流の映画監督と俳優を起用した伝説に残る映画を作ろうと思い立つ。変わり者だが、あらゆる映画賞を総なめにする天才女性監督(クルス)、人気と実力を兼ね備えた世界的大スター(バンデラス)、そして老練な一流舞台俳優(マルティネス)が集結し、ベストセラー小説の映画化に挑む。しかしエゴが強すぎる3人はまったく気が合わず、リハーサルは予想外の展開を迎える。
メガホンをとったのは、「ル・コルビュジエの家」「笑う故郷」「4×4 殺人四駆」など個性的な作品で映画界に新しい風を吹き込む、スペインの映像作家ガストン・ドゥプラットとマリアノ・コーンのコンビ。知られざる映画製作の過程を、臨場感あふれる手法で描く。洗練された衣装、美術、ロケ地も見どころだ。
「コンペティション」は、23年春にヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかで全国公開。
関連ニュース





ソフィー・マルソーらのまぶしい輝き!「“永遠女優”甦る青春のアイドルたち<1980-90年代編>」先着プレゼントに「SCREEN仕様スペシャルチラシ」
2022年9月11日 10:30
