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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作「バルド、偽りの記録と一握りの真実」 全カットが目を奪う予告

2022年10月29日 09:00

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アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による人生賛歌
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による人生賛歌
Netflix映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』12月16日(金)独占配信

第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に選出された、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督によるNetflix映画「バルド、偽りの記録と一握りの真実」の最終予告編(https://youtu.be/hhmKd83hHKQ)とキービジュアルがお披露目。全カットが目を奪う美しさに満ち溢れた映像からは、イニャリトゥ監督が紡ぐ人間賛歌の一端が垣間見える。

本作は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「レヴェナント 蘇えりし者」で2度、アカデミー賞監督賞に輝いたイニャリトゥ監督が、ある男の心の壮大な旅路を描く、自叙伝的なノスタルジックコメディ。米ロサンゼルスを拠点に活躍する著名なジャーナリストの主人公シルベリオ・ガマ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)は、権威ある国際的な賞を受賞することが決まり、母国であるメキシコへと旅立つ。アイデンティティ、成功、死の必然性、メキシコの歴史、そして妻や子どもたちとの心揺さぶる家族の絆など、普遍的でありながら本質的な疑問に対して、シルベリオが感情豊かに、ときに笑いを交えながら向き合っていく。

予告編では、「ザ・ビートルズ」の名曲「I Am the Walrus(アイ・アム・ザ・ウォルラス)」にのせ、「バードマン」では全編ワンカットのような前代未聞の撮影、「レヴェナント」では自然光のみを使った過酷な撮影に挑んできたイニャリトゥ監督がこだわり抜いた、美しい映像世界が繰り広げられる。「時代を超える名作」(THE WRAP)、「心に深く迫る」(BELOW THE LINE)、「息をのむ経験」(SIGHT AND SOUND)など、海外メディアの絶賛評が、次々と映し出される。

エビータ」で第69回アカデミー賞撮影賞にノミネートされたダリウス・コンジを撮影監督に迎え、65ミリフィルムで撮影された映像は、現実味があると同時に、幻想的でどこか虚構のようでもあり、偽りと真実の区別がつかない、不思議な美しさを湛えている。予測不能な旅を通じて、過去の愚かさや恐怖心がよみがえり、戸惑い、疑問を抱くシルベリオ。「皆、故郷が1つはあると思ってるが、どこにもない」という、葛藤がにじむセリフも切り取られている。

イニャリトゥ監督は、「私は映画のためにこれほどまでに準備したことはありません。脚本から制作まで6年間の旅でした」と、本作への思い入れの強さを語る。新たに披露されたキービジュアルにも使用されている、多くの人が入り乱れるダンスホールのシーンについて、撮影監督のコンジは「何千、何万ものさまざまな照明をさまざまな場所に配置した」、VFX スーパーバイザーのギョーム・ロシェロンも「このシーンにはほとんど視覚効果がなく、すべてワンテイクで撮影した。縫い目もない。綿密なリハーサルをしたんだ」と振り返る。

こだわりがつまっているのは、映像だけではない。キャスティング担当のマルティン・エルナンデスは、音響について、「映画の効果編集者と一緒に、24時間、アパートを録音しに行った。窓際、階段の吹き抜け、部屋の裏側、アパート全体をマイクで覆って、24時間分の音響動植物の録音をしたんだ」と語っている。

バルド、偽りの記録と一握りの真実」は、11月18日から一部劇場で公開され、12月16日にNetflixで配信。なお第35回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門で上映され、イニャリトゥ監督は14年ぶりに復活した同映画祭の「黒澤明賞」の受賞が発表されている。

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