“スクリーム・クイーン”から若手代表格の演技派へ アニヤ・テイラー=ジョイの魅力に迫る
2022年10月28日 10:00
目力のある大きな眼、そして演技力に定評があり、人気急上昇中のアニヤ・テイラー=ジョイ。2018年には世界最大規模のファッションの祭典であるメットガラにて、初出席ながらもドルチェ&ガッバーナのゴールドドレスを着こなし、若い世代のファッションアイコンとしても注目を浴びた。そんな彼女の最新作「ザ・メニュー」の公開を前に、テイラー=ジョイの出演作と魅力を紹介する。
テイラー=ジョイは「ウィッチ」(15)や「スプリット」(16)などのホラー・スリラー作品への出演で、確かな演技力と“スクリーム・クイーン”っぷりに批評家から高い評価を得てきた。冷戦期を舞台にチェスの天才少女の活躍を描いた大ヒットテレビシリーズ「クイーンズ・ギャンビット」(20)で世界的な人気を獲得し、ゴールデン・グローブ賞を受賞。
近年では、「ラストナイト・イン・ソーホー」(21)や「アムステルダム」(22)などの話題作に出演するほか、公開待機作に、ニコール・キッドマン、イーサン・ホーク共演の「ノースマン 導かれし復讐者」(22)などがあり、全世界で3億7500万ドルの興行収入を上げた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のスピンオフ、「Furiosa(原題) 」(24)ではタイトルロールを演じる。
テイラー=ジョイが「ザ・メニュー」で演じるのは、孤島にたたずむ予約が困難なレストラン「ホーソン」を訪れたカップルの女性客・マーゴ。恋人タイラー(ニコラス・ホルト)の食事に付き合いで来ただけの彼女は、有名シェフの極上のディナーが味わえると胸を躍らす他の客からは明らかに浮いている。シェフ・スローヴィク(レイフ・ファインズ)の料理を訝しみ、興味を示さないばかりか、過剰に豪華な料理の見映えにもげんなりし、次第に怪しさが露呈していくレストランとシェフの思惑に巻き込まれていく。
マーゴという役柄について、テイラー=ジョイは「勝ち気ですがユーモアもあり、なんといっても頭の回転がとても早いのです。マーゴはとても要領がいいので、相手の望みをすぐに察知し、それに自分を合わせることができます。この役を演じることは、本当に楽しかったです」と語る。
また、本作の最大の見どころであるシェフ・スローヴィクと招かざる客マーゴの激しい確執について、「マーゴとスローヴィクの対峙には“両雄相まみえる”のような状況があります」と分析。スローヴィクを演じたレイフ・ファインズは「不思議なことに、2人の間に恋愛感情はないのです。どちらかというと似た者同士が認め合う感じです」「(スローヴィクは)“お前は俺の味方なのか、奴らの味方なのか“と迫りますが、マーゴは意にも介しません。マーゴはスローヴィクの料理もあまり好きではありませんし、スローヴィクが何か怪しい重要なことを隠していると疑います」と、キーとなる2人の関係性についてコメントをしている。
「ザ・メニュー」は11月18日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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