柳楽優弥主演「ガンニバル」に、笠松将×吉岡里帆×倍賞美津子×中村梅雀!
2022年10月19日 10:00

柳楽優弥が主演を務める、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」の日本発オリジナルドラマ「ガンニバル」に、笠松将、吉岡里帆、倍賞美津子、中村梅雀、酒向芳、六角精児らが出演することがわかった。
本作は、2018年に連載が開始され、累計発行部数200万部を超える二宮正明氏による同名サスペンスコミック(日本文芸社刊)を実写ドラマ化するもの。柳楽が、「人が喰われているらしい」と噂される村で、狂気の世界へと誘われていく警察官・阿川大悟を体現する。「岬の兄妹」「さがす」が高く評価された鬼才・片山慎三が監督を務め、第94回アカデミー国際長編映画賞を獲得した「ドライブ・マイ・カー」で、日本映画初となる第74回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した大江崇允が脚本を担う。
新たに発表されたのは、大悟の家族である阿川家のメンバーと、ある事件をきっかけに大悟が駐在として左遷された、都会から遠く離れた山間にある「供花村(くげむら)」を支配する後藤家の面々。笠松は、後藤家の次期当主・恵介を体現する。代々続く村の掟を忠実に守る冷静沈着な男だが、後藤家を守るためには何をするかわからない危うさを持つ役どころ。恵介と大悟の、緊迫感溢れる対峙に注目だ。笠松は、「『後藤恵介』というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います」と、並々ならぬ思いで撮影に挑んだことを明かした。
吉岡は、大悟の妻・有希役を務める。柳楽とは、ドラマ「ゆとりですがなにか」(2016)以来となる約6年ぶりの共演を果たし、母親役を演じるのは、映画「泣く子はいねぇが」(20)以来2度目となる。有希は優しい妻であり母であると同時に気が強く、家族にとって頼りがいのある存在。吉岡は「原作を読んだ時の“身の毛がよだつ”という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました」とコメントを寄せた。志水心音は、ある事件をきっかけにしゃべることも、笑うこともできなくなった娘・ましろに扮する。
生前は後藤家の当主を務めていた、恵介の祖母・銀役に、倍賞を配した。銀は村の掟を守ってきた“鉄の女”で、森で謎の歯型をつけた状態で死んでいるのが見つかるが、その死因は不明のままとなっている。さらに、六角が恵介の父で供花村の村長を務める清、杉田雷麟が恵介の弟・洋介、吉原光夫が恵介の同級生・後藤岩男、中村祐太郎が恵介の幼なじみ・後藤龍二、酒向が後藤家のなかで特に凶暴な性格を持つ睦夫を演じる。
中村は、村人のリーダー的存在として、後藤家から大悟たちを守ろうと、あたたかく村へ迎え入れるさぶ役を担う。大悟の赴任前、謎の失踪を遂げた前任駐在の娘・狩野すみれを、北香那が演じる。
「ガンニバル」(全7話)は12月28日から、ディズニープラスで配信開始(初回のみ、2話配信)。なお、10月24日~11月2日に開催される第35回東京国際映画祭で、ワールドプレミア上映される。笠松と吉岡のコメント(全文)は、以下の通り。
原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました。「後藤恵介」というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる「後藤恵介」を演じられたことが、30歳を迎える僕にとっていい出会いでした。楽しみにしていただけると幸いです。
日本各地に残る祭りや儀式といった独自の文化や風習と、ファンタジー色の融合が絶妙な本作。原作を読んだ時の“身の毛がよだつ”という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました。家族の再生物語というベースを大切にしながら、現場では主演の柳楽優弥さんを筆頭に監督やスタッフの皆さんと丁寧に撮影してきました。先日東京国際映画祭への正式出品が決まったとの報告を聞き、これ以上ない場所でワールドプレミアを行えることが本当に嬉しいです。サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております。
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