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アニメ「ヒロアカ」制作のボンズ社長が語る転機 新たな流れが生まれたのは2016年

2022年10月17日 07:00

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アニメ業界志望の若者たちにエール
アニメ業界志望の若者たちにエール

徳島県徳島市周辺で開催中の複合型イベント「マチ★アソビ Vol.25」で10月15日、トークショー「ボンズって知ってる?」が開催された。

放送中の「僕のヒーローアカデミア(第6期)」など、多くの作品を世に送り出してきたアニメ制作会社ボンズの社長・プロデューサーである南雅彦氏が、同社の24年の軌跡を約1時間にわたってひとりで語り、各作品の制作エピソードが披露された。

ボンズは、サンライズ第2スタジオのプロデューサーだった南氏が、アニメーターの逢坂浩司川元利浩らと1998年に設立。テレビアニメ「機巧奇傳ヒヲウ戦記」など設立当初からオリジナル作品を積極的に手がけてきたが、新しいことに積極的にチャレンジするなかで、南氏いわく会社が傾きかけてきたところを、2003~04年に放送された「鋼の錬金術師」の大ヒットが救ってくれたのだという。そこで更なるチャレンジとして制作したオリジナル劇場アニメ「ストレンヂア 無皇刃譚」は興行的には苦戦したものの今も海外では人気が高く、ボンズの代表作のひとつとしてファンに愛されているのだそうだ。

原作ものとオリジナルものをバランスよく手がけ、ロボットアニメを制作するスタジオとしても知られる同社の現在につながる新たな流れが生まれたのは、16年のこと。AからEの5つの制作チームがある同社で偶然、超能力バトルものの「僕のヒーローアカデミア」「文豪ストレイドッグス」「モブサイコ100」という3作が同時に制作され、いずれも長期シリーズとなっている。

南氏は終盤、アニメスタジオの個性やスタッフの繋がりに注目して作品を見る面白さを知ってもらえればと今回のトークの趣旨を述べ、日本のアニメーションは特にここ10年で未来のある産業になった実感があるとも語った。3DCGなどさまざまな表現が生まれ、サブスクリプションサービスなどで世界中に作品を見てもらう環境も整い、ビジネス面も含めてアニメ産業は広がりつつあると述べ、アニメ業界志望の若者にぜひ一緒にやりましょうとエールを送っていた。


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