アンジェラ・ランズベリーさん死去、96歳
2022年10月15日 20:00

映画、テレビドラマ、舞台で活躍した女優のアンジェラ・ランズベリーさんが10月11日(現地時間)、米ロサンゼルスの自宅で死去した。96歳だった。5日後には97歳の誕生日を迎えるはずだった。
米NBCが第一報を伝え、遺族が米バラエティの取材に応じている。死因は発表されておらず、葬儀は家族のみで執り行われるようだ。
3度のアカデミー賞ノミネート、7回のトニー賞受賞、そして主演ドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」(84~96)ではエミー賞に12回ノミネートされた。オスカーでは、映画デビュー作「ガス燈」(44)、「ドリアン・グレイの肖像」(45)、「影なき狙撃者」(62)で助演女優賞の候補となった。
主な映画出演作は、「ブルー・ハワイ」(61)、「影なき狙撃者」(62)、「ナイル殺人事件(1978)」や「クリスタル殺人事件」(80)など。ディズニーアニメーション「美女と野獣(1991)」ではポット夫人の声を担当し、タイトル曲も歌唱した。
80歳を過ぎてからも精力的に舞台に出演。2013年に名誉オスカー賞を受けたほか、1997年には映画俳優組合、2003年には英国映画テレビ芸術アカデミーの生涯功労賞を受賞。2014年にはエリザベス女王から大英帝国勲章デイム・コマンダーの称号を授かった。
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