ジェイミー・フォックス主演のアメコミ映画「スポーン」に「ジョーカー」脚本家ら参加
2022年10月14日 11:00

米コミック「スポーン」の再映画化企画に、3人の新たな脚本家が加わったと米ハリウッド・レポーターが報じている。
「スポーン」は、マーベル・コミックスの人気シリーズ「スパイダーマン」の作画を手がけ、一躍アメコミ界のスーパースターとなったトッド・マクファーレンが、1992年に自身のコミック出版社イメージ・コミックスの第1弾作品として発表したもの。
仲間の裏切りによって命を落とし、地獄に落ちたCIAの特殊工作員アル・シモンズが、最愛の妻と再会を果たすべく悪魔に魂を売り渡し、醜く焼けただれた顔に最強の特殊能力を備えた地獄のヒーロー“スポーン”として現世に復活。自分を陥れた者たちへの復しゅうに乗り出すという物語だ。97年にマイケル・ジェイ・ホワイト主演で映画化されたほか、90年代後半には米HBOでテレビアニメ化もされている。
現代ホラー映画界を代表するヒットメーカー、ジェイソン・ブラム率いる米ブラムハウスが2017年から企画開発を行っているが、このほど、「ジョーカー」のスコット・シルバー、「ファルコン&ウィンターソルジャー」のマルコム・スペルマン、新鋭マット・ミクソンの3人が同作の脚本執筆に取り組むことになったという。
一方、自らメガホンをとることに意欲的だった原作者のマクファーレンは、大物脚本家たちが参加したことで、監督の座を譲る用意があると発言している。「トップの俳優、トップのプロデューサー、トップの脚本家が参加したいま、トップの監督やトップの撮影監督を期待するのは当然だ。この勢いを続けようじゃないか」
なお、スポーンことアル・シモンズ役にはジェイミー・フォックスが決まっている。
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