フローレンス・ピューの魅力とは? オリビア・ワイルド監督が絶賛「別の時代から来たかのような存在感と強さ」
2022年10月8日 10:00

オリビア・ワイルド監督作「ドント・ウォーリー・ダーリン」で主演を務めたフローレンス・ピューの新場面写真2点と、ピューを絶賛するワイルド監督のコメントを、映画.comが独占入手。ワイルド監督は、「フローレンスにはオールド・ハリウッドのような魅力があって人を惹きつける。まるで別の時代から来たかのような存在感と強さがある。どんな障壁が立ちはだかっても彼女は前進するでしょう」と、その魅力を紐解いた。
本作は、青春コメディ「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」で長編映画監督デビューを果たし、高く評価されたワイルド監督の長編第2作。前作と打って変わり、完璧な生活が保証された街ビクトリーに住む主人公アリス(ピュー)の周りで、不気味な現象が起こる“ユートピアスリラー”を紡ぐ。ハリー・スタイルズ、クリス・パイン、ジェンマ・チャンらが共演し、ワイルド監督も出演している。
ピューは、「ミッドサマー」(19)の圧倒的な演技で注目を浴び、さらに同年の「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」で第92回アカデミー賞と第73回英国アカデミー(BAFTA)賞の助演女優賞にノミネートされた、ハリウッドを代表する若手実力派。スカーレット・ヨハンソンと共演し、エレーナ・ベロワを演じたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ブラック・ウィドウ」(21)で、彼女の人気はさらに広がった。今後は、Netflixの「The Wonder(原題)」、ユニバーサルのアニメ「Puss in Boots: The Last Wish(原題)」、ワーナー・ブラザースの「デューン パート2(原題)」など、話題作が目白押しとなっている。
(C)2022 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reservedそんなピューが演じるアリスは、誰もが憧れる理想の街ビクトリーで、愛する夫ジャック(スタイルズ)と暮らしている。女性の友人たちと買い物に行ったり、バレエを習ったりと、幸せな日々を満喫している。しかし、隣人が赤い服の男たちに連れ去られるのを目撃したことをきっかけに、周囲で不可解な出来事が連続。精神が乱れ、周囲からも心配されるアリスだったが、やがて街の存在に疑問を持ち始める。
ワイルド監督は「(アリスは)知性と愛、優しさにあふれていて、人とつながらずにいられないキャラクター。観客が共感し、応援したくなる人物。最初に彼女を見た瞬間からそう感じると思います」と解説。「やがて、彼女がすさまじく勇敢であることも分かる。彼女が身を賭して謎を解き明かそうとする姿に、観客は引き込まれていくと思います」と、アリスの力強さを語る。
ワイルド監督は、物語の柱となるアリス役として、「本作で描く世界に疑問が生じず、情熱的であり現代的なキャラクターを演じられるキャスト」をイメージしていたそう。「フローレンスには、とても聡明な印象を受ける。彼女の疑問の持ち方や考え方すべてにそう感じた。私は『これこそアリスに求める資質だ』と思いました」と太鼓判を押しつつ「“ここはまだ彼女のキャリアのファーストステージに過ぎない。これからますます活躍することになるだろう”という可能性が感じられました」と賛辞を送っている。
ピューは、「見る人はこの世界に没頭すると思う。登場人物たちを知っている人のように感じ、彼らがただ1950年代の誇張された現実に生きているように感じると思う。見始めたらすぐに彼らの人生、人間関係、楽しみに夢中になり、見る人の心を掴むと思うし、彼女の経験すべてを通して何かを強く感じると思います」と、観客へのメッセージを託した。
場面写真は、アリスが夫を仕事へと送り出し、庭で洗濯物を干す、生活感の溢れる明るいシーンを活写。しかし、そんな平穏な雰囲気から一転、何かに驚いた表情を見せる姿もあり、彼女に身に何が起こったのか、不安をあおる。
「ドント・ウォーリー・ダーリン」は、11月11日に公開。PG12指定。
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