クランクイン2カ月前に「ブレイド」監督バッサム・タリクが降板
2022年10月4日 11:00

「グリーンブック」のマハーシャラ・アリ主演で準備されているマーベル映画「ブレイド」のバッサム・タリク監督が降板したと、米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
「ブレイド」は人間とバンパイアの混血として生まれた黒人青年ブレイドの活躍を描く人気シリーズで、かつてニューラインシネマがウェズリー・スナイプス主演で3部作として映画化していた。
マーベル・スタジオは2019年のサンディエゴ・コミコンにおいてマハーシャラ・アリ主演で「ブレイド」を映画化すると発表し、話題を集めた。その後、監督に「シュガーランドの亡霊たち」のタリク、共演者に、アーロン・ピエール(「オールド」)らが加わり、11月のクランクインに向けて急ピッチで準備が行われていた。
だが、今年11月のクランクインを直前に控えるなかでタリク監督の降板が明らかになった。「制作スケジュールの継続的な変更のため、バッサムは『ブレイド』の監督ではなくなりましたが、エグゼクティブ・プロデューサーとしては残ります」とマーベルは声明で説明。タリクも、「次の監督がこの作品をどのように仕上げてくれるのか、期待しています」とエールを送っている。
監督降板により、2023年11月3日の全米公開予定も延期を余儀なくされそうだ。

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