香取慎吾、予定より10キロ速い“走る芝居”にも息切れなし!
2022年9月24日 18:50

香取慎吾が9月24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」公開記念舞台挨拶に岸井ゆきの、市井昌秀監督と共に登壇した。
「箱入り息子の恋」「台風家族」などを手掛けた市井昌秀監督がオリジナル脚本で挑んだ、お互いに譲れない結婚4年目の夫婦のバトルを描いたブラックコメディ。夫・裕次郎を香取、妻・日和を岸井が演じている。
23日から全国207館で封切られた本作。香取は「撮影は1年前だったのですが、コロナ禍で撮影が延びて、いつ終わるんだろう、いつ公開できるんだろうという思いがありました」と胸の内を明かすと「エンタメの世界がどんどん下を向いているなか、ちょっとずつ頑張って映画が完成して、こうして公開を迎え、足を運んでくださったお客さんがいて……とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と感無量の面持ちを浮かべる。

夫婦のせめぎ合いがシリアスかつコミカルに描かれる本作だが、岸井がワイヤーアクションに挑むなど、動きのあるシーンも登場する。香取も激走するシーンが登場するが、市井監督は「車にカメラを置いて、並走する感じで撮影をしていました。最初は車の速度を15キロでお願いしますと話していたのですが、もっと迫力あるシーンにしたかったので、車の速度を25キロにしたんです」と裏話を披露する。
予定外のスピードだったようだが、あっさりと対応したという香取。市井監督は「結構速いと思ったので『慎吾さん、ごめんなさい』と言いにいったのですが、息切れひとつしていませんでした。香取さんはスーパーマンみたいなところがありますよね。余裕でしたもんね」と香取の身体能力を絶賛する。
そんな市井監督の言葉に、香取は「余裕じゃないですよ」とやんわり否定しつつ、「でも映画は監督に言われたことは、そのままやるものだし。走れと言われたから走っただけですよ」と苦笑い。それでも「大丈夫でしたけれど、やっぱり(年齢的に)きつくなりますよ。今までのように、何も準備しないでやったらケガしちゃいますからね。同じように年を重ねているみなさん、気をつけましょうね」と呼び掛けていた。


またこの日は、劇中でチャーリー役として作品に趣を与えたフクロウのマルちゃんも登場。岸井が手を出しコミュニケーションをとるなか、香取は「久々に会えてうれしいですね」と言いながらも、硬い表情。市井監督も「現場で慎吾さんが一緒にいるのを見たことがない」と暴露すると、香取は「犬とか猫とかはなんとなく知り合いじゃないですか。でも鳥と接する機会ってないんですよね」と吐露しながらも、恐る恐る背中をさする姿に客席はなごんでいた。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)