「BLEACH 千年血戦篇」放送直前に特番2本放送　羽多野渉・KENNら追加キャスト、主題歌、新PVも発表

(C)久保帯人／集英社・テレビ東京・ｄｅｎｔｓｕ・ぴえろ

「BLEACH 千年血戦篇」が10月10日からスタートとすることが決定し、2本の放送直前特番が組まれることが明らかになった。9月25日深夜2時5分にテレビ東京で「まだ間に合う！BLEACH 振り返り篇」、10月3日深夜12時にテレビ東京系列で「放送まで待てない！千年血戦篇見どころ凝縮篇」が放送される。また、羽多野渉、KENNら追加キャスト、主題歌アーティスト、プロモーションビデオ第2弾も公開されている。

「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で2001～2016年に連載された、久保帯人氏による原作漫画「BLEACH」は、悪霊である虚（ホロウ）を退治する死神代行になった高校生・黒崎一護が、死神の少女・朽木ルキアらとともに、さまざまな騒動に巻き込まれる姿を描く。04～12年にテレビアニメ版が放送、劇場アニメ4作が公開された。原作の結末までを映像化する最終章「千年血戦篇」は、滅却師（クインシー）の始祖・ユーハバッハ率いる「見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）」との戦いのなかで、死神たちが背負う因縁と、一護のルーツが明らかになる。

羽多野が、十三番隊に所属する死神・可城丸秀朝役を担当。ユーハバッハ率いる星十字騎士団（シュテルンリッター）に所属するベレニケ・ガブリエリをKENN、ジェローム・ギズバットを藤原貴弘、アズギアロ・イーバーンを駒田航、リューダース・フリーゲンを濱野大輝が演じる。

オープニング主題歌「スカー」は、原画展「BLEACH EX.」のテーマソングとイメージソングを担当した、シンガーソングライターのキタニタツヤが歌唱。エンディング主題歌「最果て」は、澤野弘之の楽曲プロデュースにより女性シンガーのSennaRinが歌う。

「スカー」を使用したPV第2弾では、現世にいる虚を大量に消滅させた星十字騎士団と、護廷十三隊との戦が始まる様子を収めている。一護やその仲間である石田雨竜たちに加え、「千年血戦篇」から登場する行木竜ノ介をはじめとする護廷十三隊、星十字騎士団のユーグラム・ハッシュヴァルトといったキャラクターたちの声も収録されている。

「BLEACH 千年血戦篇」は10月10日深夜12時からテレビ東京系列、BSテレ東でスタート。深夜1時29分から広島テレビ、深夜1時30分から仙台放送、新潟テレビでも始まる。

以下に主題歌アーティストからのコメントを掲載する。

【キタニタツヤ（オープニング主題歌）】

ファンとして「BLEACH」の最終章に於（お）いて聴きたい音楽、またごく個人的には原点に立ち戻り自分の歩いてきた道も振り返るような音楽として曲を作り、あとは祈るように提出しました。そんな曲をこの度久保先生やアニメ関係者の皆様が選んでくださって、こうして「千年血戦篇」の一端に作品を添えさせていただけることは本当に誇らしいですし、包み隠さず言えば「マジで生きててよかった……」という気持ちです。あとはファンとしてウズウズ放送を待つだけです。

【SennaRin（エンディング主題歌）】

主題歌が決まったと知らされた時、もちろん決めるつもりで意気込んではいたのですが、すぐには信じられず実感が湧きませんでした。『BLEACH』連載開始の年が私の生まれ年だったり、劇場版アニメで茜雫という私と同じ名前のキャラクターが居たり、幾つもの偶然が重なりあっていて、こうして『BLEACH』と関わらせていただける事が運命のように感じています。

【澤野弘之（エンディング主題歌プロデュース）】

今回、「BLEACH」のエンディングテーマを制作するにあたって特に意識したのはグルーヴとサウンド感です。前半は“静”、後半は“動”というコントラストも強く押し出せればと考えてアレンジし、また音とリズムをハッキリ強調したい考えからエレクトロなサウンドを追求していきました。

【アニメハック】