戸田恵梨香×永野芽郁「母性」 「気持ち悪いのよ…」「頭おかしいんじゃないの?」母性が暴走する予告編
2022年9月15日 08:00

戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じ、人気作家・湊かなえ氏の小説を映画化する「母性」の予告編がお披露目。声優の梶裕貴がナレーションを担当した映像では、娘を愛せない母・ルミ子(戸田)が娘に向ける「気持ち悪いのよ……」という言葉、母に愛されたい娘・清佳(永野)の「頭おかしいんじゃないの?」という絶叫が切り取られている。
累計発行部数360万部を超え、映画版の興行収入が38億5000万円を記録した「告白」でも知られる湊氏が、「これが書けたら、作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」と語った「母性」(新潮文庫刊)。ある未解決事件の語り手となる母娘の証言が次第に食い違い、衝撃的な結末へと向かう物語を紡いだ。ドラマ「ハコヅメ たたかう!交番女子」では先輩・後輩役で、息の合った掛け合いを見せた戸田と永野が、本作では一転、母性に翻ろうされる母娘役に挑む。
戸田と永野のほか、大地真央、高畑淳子、中村ゆり、山下リオらが、さまざまな“母”や“娘”を演じる。「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ノイズ」の廣木隆一監督がメガホンをとり、「ナラタージュ」「窮鼠はチーズの夢を見る」の堀泉杏が脚本を担当。同作は、カナダで9月下旬に開幕する北米最大級の映画祭のひとつ、第41回バンクーバー国際映画祭の正式招待作品としてワールドプレミアが行われ、さらに10月24日~11月2日に行われる第35回東京国際映画祭の特別招待作品(ガラ・セレクション部門)としてジャパンプレミアが決定している。

予告編では、ルミ子の「私が間違えていたのです」という懺悔ともとれる告白に続き、女子高生死亡事件の報道と、「事故か自殺か殺人か」という毒々しいテロップが挿入される。JUJUが書き下ろしたエモーショナルな主題歌「花」にのせ、すれ違う母娘の180度違う証言が紡がれていく。ルミ子は「気持ち悪いのよ……」「私の努力をあんたが台無しにしてるのよ」と、娘に衝撃的な言葉をぶつけ、清佳は「頭おかしいじゃないの?」と泣き叫ぶ。終盤では「私は娘を強く抱きしめて言ったのです」というルミ子のセリフとともに、彼女が清佳を抱きしめる姿が映されるが、直後に一転して、清佳の首を絞める姿に切り替わっている。
映像の見どころは、さまざまなクセの強い母たちだ。ルミ子の母(大地)は「まぁ! 素敵ね!」が口癖で、理想の世界に生きるママ。娘に無償の愛を注ぎ、ふたりは異常なまでの強い絆で結ばれている。口が悪すぎるルミ子の義母(高畑)は「文句があるなら出ていけばいいだろ?」「それでも、お前は母親か!」とルミ子へきつく当たる一方で、自身の娘(山下)には過剰な優しさで接する一面を持つ。実力派女優陣が息吹を注いだ母、娘、ママ、義母というそれぞれのキャラクターが、物語をどのようにかき乱していくのか、期待が高まる。
「母性」は、11月23日に全国で公開。
(C)2022映画「母性」製作委員会
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