Netflix「イカゲーム」がエミー賞で快挙! 非英語圏作品として初受賞
2022年9月14日 21:00

米テレビ界最大の祭典である第74回プライムタイム・エミー賞授賞式が9月13日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催され、Netflixの韓国ドラマ「イカゲーム」からイ・ジョンジェが主演男優賞(ドラマ・シリーズ部門)、ファン・ドンヒョク監督が監督賞(ドラマ・シリーズ部門)を受賞。非英語圏および韓国作品として初の受賞となる歴史的快挙を成し遂げた。
「イカゲーム」は、配信開始後28日間で視聴時間16億5045万時間を記録、94カ国で“今日の総合TOP10”首位を獲得するという、Netflix 史上最大のヒットを記録したサバイバル・スリラー。
エミー賞では、先日発表された“クリエイティブ・アーツ・エミー賞”でも、ドラマ・シリーズ部門においてイ・ユミがゲスト女優賞、スタント賞、視覚効果賞、美術賞にも輝き、合計6の賞を受賞した。

アジア人として初の主演男優賞(ドラマシリーズ部門)を受賞したイ・ジョンジェは、授賞式で「ありがとうございます。神様に感謝を伝えたい。Netflixもありがとう。そして、私を活かしてくれるこういったシリーズを作ってもらえて、本当に嬉しく思っています。『イカゲーム』の皆さん、ありがとう!」と、ストレートに喜びを表現。イ・ジョンジェは、「スター・ウォーズ」シリーズのドラマの主人公に抜てきされたとも報じられるなど、今後も国際的な活躍が期待されている。
監督賞を受賞したファン・ドンヒョクは、「本作が非英語ドラマでエミー賞を受賞する最後の作品でないことを願います。また、この賞が、私がいただく最後のエミー賞でないことを願います」とユーモアを交えて喜びを語った。

「イカゲーム」はシーズン2の制作も決定しており、発表時にドンヒョク監督は「まったく新たなゲーム、そして最高の物語が皆さまをお待ちしています」とコメントしている。
なお、今回のエミー賞は「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」が作品賞に加えて監督賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞を総なめにし、5部門で最多受賞となった。U-NEXTでは、第74回エミー賞レッドカーペットから授賞式までのすべてを現在見逃し配信している。
主な受賞結果は以下の通り。
作品賞 「メディア王 華麗なる一族」
主演男優賞 イ・ジョンジェ「イカゲーム」
主演女優賞 ゼンデイヤ「ユーフォリア EUPHORIA」
助演男優賞 マシュー・マクファディン「メディア王 華麗なる一族」
助演女優賞 ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」
監督賞 ファン・ドンヒョク「イカゲーム」
作品賞 「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
主演男優賞 ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
主演女優賞 ジーン・スマート「Hacks(原題)」
助演男優賞 ブレット・ゴールドスタイン「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
助演女優賞 シェリル・リー・ラルフ「アボット・エレメンタリー」
監督賞 M・J・デラニー「テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく」
作品賞 「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
主演男優賞 マイケル・キートン「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」
主演女優賞 アマンダ・セイフライド「ドロップアウト シリコンバレーを騙した女」
助演男優賞 マレー・バートレット「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
助演女優賞 ジェニファー・クーリッジ「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
監督賞 マイク・ホワイト「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」
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