「エマニエル夫人」「O嬢の物語」ジュスト・ジャカン監督が死去
2022年9月9日 13:00

日本を含め世界的に大ヒットした「エマニエル夫人」(74)のジュスト・ジャカン監督が9月6日、ブルターニュ地方で死去したとフランスのメディアが伝えた。長く病気を患っており、82歳だった。
1940年、ビシー生まれ。アルジェリアの戦場カメラマンとして活躍した後、ファッション写真家に転向し成功を収める。1959年に匿名で出版された、タイでさまざまな官能の世界に足を踏み入れる外交官夫人の物語「エマニエル夫人」を1974年に映画化。大胆な主題を繊細かつ美しい映像で表現し話題を集め、「ソフトポルノ」と称され人気を集めた。同作主演女優の故シルビア・クリステルさんを「チャタレイ夫人の恋人(1982)」でも起用した。
その他代表作に「O嬢の物語」(76)、「マダムクロード」(77)など。また、オムニバス映画「プライベート・コレクション」の一編として中編「L'ile aux sirenes」(79)が、寺山修司の「草迷宮」(78)、「L'Armoire」(ワレリアン・ボロズウィック監督)と共にパリで公開された。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ