菊池風磨が“愛しきクズ男”に「ヒモになる感覚が僕には絶対分からない」 新場面写真公開
2022年8月25日 13:00

前田敦子主演で劇作家・根本宗子の舞台を映画化する「もっと超越した所へ。」の新たな場面写真が披露された。主人公・真知子(前田)のクズな彼氏・怜人を演じた「Sexy Zone」菊池風磨の姿を切り取っている。
2015年に東京・下北沢のザ・スズナリで上演された同名舞台をもとに、根本が自ら映画脚本を手掛け、ダメ男を引き寄せる4人の女性たちの恋愛模様を描く。前田、菊池のほか、趣里、千葉雄大、伊藤万理華、「OKAMOTO’S」ドラマーのオカモトレイジ、黒川芽以、三浦貴大が共演する。
場面写真は、バンドマン志望でヒモ体質の怜人が、恋愛を間違いがちなデザイナーの主人公・真知子と再会する直前の場面。背中にギターを背負い、ライブ配信をしながら、待ち合わせ場所の下北沢の劇場スズナリに向かう怜人。10数年ぶりのスパンを感じさせない距離の詰め方と愛くるしい笑顔で愛嬌を見せると、そのまま真知子の部屋に転がり込む。
生粋のクズ男・怜人を演じた菊池は「僕自身としては全く共感ができないクズ男。恋人のヒモになる感覚が僕には絶対分からないですし、相手を束縛するタイプでもないと思います。だからこそ演じるのはすごく楽しかったです」とコメント。現場では、山岸聖太監督からの「可愛らしさを足して」という演出を受け、声のトーンや表情を調節し、怜人を作り上げていった。
周囲からは一見理解しがたい恋愛模様については、「周りの人たちが何を言っても、当人同士にとってはそれが幸せで、心地良かったりする。“この人じゃなきゃ”っていう2人だけの世界がきっとあるんだな、というのがこの映画に出て改めて気付かされたことです。クズ男の弱いところ、それを許してしまう私の弱いところ…思い当たる部分がある人も多いと思います。そんな弱い部分を突かれに来てください」と語っている。
「もっと超越した所へ。」は、10月14日から公開。
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