「笑点」の人気者、林家たい平の生涯ベスト映画、最近感銘を受けた作品は?【あの人が見た名作・傑作】
2022年8月24日 17:00

映画を見に行こうと思い立ったとき、動画配信サービスで作品を鑑賞しようとしたとき、何を見れば良いのか分からなかったり、選択肢が多すぎて迷ってしまうことは誰にでもあるはずです。
映画.comで展開する新企画「あの人が見た名作・傑作」は、そんな皆さんの映画選びの一助として、映画業界、ドラマ業界で活躍する著名人がおすすめする名作、傑作をご紹介するものです。第11回は、人気演芸番組「笑点」のオレンジの着物でお馴染みで、8月26日より東京公開の「でくの空」で、自身3本目の主演を務める落語家・林家たい平師匠です。


僕も笑いを皆さんに提供して、日々元気になってもらう仕事をしていますが、あんな状況でもずっと笑顔でいられるお父さんの凄さとか、子を思う親の気持ちとか、自分に果たしてあれができるかなとか、いつもいろいろな視点で見ています。毎回見るたびに自分の視点が変わって、見た時の気持ちが変わっていますので、50歳で見た時、55歳で見た時、60歳で見た時、両親が死んでから見た時、それが多分全部変わって見えてくると思います。
イタリアの俳優ロベルト・ベニーニが監督・脚本・主演を務め、強制収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を守るため意外な行動に出る姿を描いた感動作。1937年、トスカーナ地方の小さな町へやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性グイドは、美しい小学校教師ドーラと運命的な出会いを果たす。いつも陽気で機転のきくグイドにドーラも心を奪われ、やがて2人は結婚。息子ジョズエも生まれ家族は幸せな日々を送るが、彼らが暮らす町にもユダヤ人迫害の魔の手が迫り、3人は強制収容所に連行されてしまう。グイドは幼いジョズエに悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら陽気に振る舞いながら嘘をつき続けるが……。第71回アカデミー賞で主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞を、第51回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した。

映画館を出る時、久しぶりに背筋を伸ばして大股で歩いて、何か誇らしげな気持ちになって、「ああ、生きていればいいことあるかも」と思える、すべてがスッキリする映画でしたね。
どこに行ってもパンフレットが売り切れになっていたのが凄いと思います。多分、見終わって買おうと思った人が凄くいっぱいいたのでしょうね。「トップガン マーヴェリック」を見た証として、自分のところにプログラムを置いておきたいと思わせる映画だったのだろうなと思います。

トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。観客にも高く評価され、興行収入110億円超の大ヒットを記録中(2022年8月16日時点)


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