ブラッド・ピット、京都で初の舞台挨拶 フワちゃんは「ブラピと自撮り100枚」
2022年8月23日 18:56
来日中のブラッド・ピットが8月23日、京都・TOHOシネマズ二条で開催された主演作「ブレット・トレイン」のジャパンプレミアに出席した。ピットのプロモーション来日は約3年ぶりで、京都での舞台挨拶は初めて。クライマックスの舞台となる京都が、本作のワールドプロモーションにとって“終着駅”となり、「僕自身が京都の大ファン。ぜひ映画を楽しんで、僕らの愛情を感じて」と作品をアピールした。
ジャパンプレミアにはピットをはじめ、共演するアーロン・テイラー=ジョンソン(「キック・アス」シリーズ)、真田広之、マシ・オカ、デビッド・リーチ監督とリーチ監督の妻でプロデューサーのケリー・マコーミック、日本語吹き替え版声優を務める堀内賢雄とフワちゃんが参加した。
凱旋帰国を果たし、ファンに「ただいまー!」と挨拶した真田は「とてもフレンドリーで紳士的。映画の情熱も激しく優しい」とピットとの共演を振り返った。すると、ピットは「僕に『真田さんと共演してどうだった?』と質問してよ。真田さんがこの作品にエレガントな空気を与えてくれたんだから」と敬意を示した。
また、長年、ピットの吹き替え声優を務める堀内は、念願だったピット本人との初対面が実現し「まだ、夢を見ているよう。本当に感激しています。(ピット演じる)主人公は不運な男だけど、僕は超ラッキー! 幸運な男です」と感激しきり。「まるで鏡を見ているみたい」(ピット)、「やめてくださいよお」(堀内)と軽妙なやり取りを披露したほか、堀内の声の印象を問われたピットが一言「セクシー!」と絶賛する場面も。
プレミアを元気よく盛り上げたフワちゃんは「本物だぜ、見て! アメイジング!」とピットとの対面に大興奮。舞台裏では「ブラピと自撮り100枚くらい撮った」そうで、「あとで見せてあげる」とうれしそうに自慢していた。
伊坂幸太郎氏の小説「マリアビートル」をハリウッド映画化したクライムアクション。ピット演じる“世界一運の悪い殺し屋”レディバグが、「ブリーフケースを盗んで次の駅で降りる」という簡単な仕事を引き受け、東京発の超高速列車に乗り込むが、車中で身に覚えのない9人の殺し屋たちに列車内で次々と命を狙われる。列車が終着点・京都へ向かって加速するなか、彼らの因縁と仕組まれた罠が明らかになる。
「ブレット・トレイン」は、9月1日から全国公開。R15+指定。