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ワーナー新CEO、マーベルをモデルにDC映画の10年計画を立ちあげ

2022年8月16日 08:00

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ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOが計画を明らかに
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOが計画を明らかに
Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for TIME

米動画配信サービスHBO Max向けに制作されていたDC映画「バットガール(原題)」の公開中止を決定したワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOが、新たなDC映画計画が進行中であることを明らかにした。

「バットガール(原題)」は「バットマン」シリーズに登場するゴッサム警察ジェームズ・ゴードン警部の娘、バーバラ・ゴードンを主人公にした映画作品。「バンブルビー」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」のクリスティーナ・ホブソンが脚本を執筆、「バッドボーイズ フォー・ライフ」のアディル・エル・アルビビラル・ファラーの監督コンビがメガホンをとった。

ヒロインには「イン・ザ・ハイツ」のレスリー・グレイス、ゴードン警部役にJ・K・シモンズ、悪役にブレンダン・フレイザーのほか、マイケル・キートンが出演する話題作だが、HBO Maxの親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーは突然公開中止を決定している。

ザスラフCEOは同社の株主総会で、DC映画について「私たちはリセットを行いました」と宣言。「DC映画の10年計画に焦点を当てた特別チームを編成します。これは、ディズニーでアラン・ホーンとボブ・アイガーが、(マーベル・スタジオ社長)ケビン・ファイギと効果的に組んだ構造に非常によく似ています。私たちは、DCから長期的かつ持続可能な成長ビジネスを構築できると考えており、その一環として、クオリティに重点を置くつもりです」

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは、10年近くにわたりディズニー映画をヒットに導いてきたホーンのシニア・アドバイザー就任を発表したばかり。ワーナーは傘下にDCコミックスを持ちながら、映画化作品はムラがあり、一貫性も欠如していることを批判されていた。ザスラフCEOはディズニー/マーベルモデルを採用し、DCユニバースを構築していく考えのようだ。


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