「なにわ男子」高橋恭平、映画初主演「なのに、千輝くんが甘すぎる。」実写映画化　ヒロインは畑芽育

2022年8月16日 07:00

「なにわ男子」の高橋恭平と女優の畑芽育の共演で、「月刊デザート」（講談社）で連載中の亜南くじら氏による人気コミック「なのに、千輝くんが甘すぎる。」が実写映画化される。ティザービジュアルと特報（https://youtu.be/Qj_1HbseDxY）が披露された。撮影は2022年5月下旬から6月下旬に行われ、23年3月3日の公開を予定している。

原作は、1巻発売直後に異例のスピードで重版がかかり、既刊7巻で210万部を突破。インパクトのあるタイトルと、連続する胸キュンシチュエーションが、10代を中心に話題となった人気恋愛漫画だ。

人生初の告白に玉砕した高校2年生の如月真綾。落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝彗（※原作表記は「千輝慧」）に見られてしまう。周囲には塩対応な千輝だが、真綾に「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば？」と“片想いごっこ”を提案。条件は、絶対に好きにならないことと、周囲にバレないこと。自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく。

映画初主演となる高橋は、ヒロインの真綾にだけは甘すぎるモテ男子・千輝をカリスマ性たっぷりに演じる。「少女漫画原作の映画に主演として出ることが昔からの夢だった」という高橋は喜ぶと同時に、「（「なにわ男子」の）メンバーも喜んでくれるかなと思ったら心配されて、一気に緊張しました」とコメント。

「“塩対応”の裏で千輝の魅力をどう表現していくべきか、僕なりにたくさん考えました」と撮影を振り返り、「イケメン度は普段から満点だと思っているので、360度イケメンな高橋恭平…いや、千輝彗をたっぷりスクリーンでお見せできると思います」と自信をじにませた。

一方、真綾役の畑は、1歳から子役として活動し、20歳にして芸歴19年。近年はドラマ「プロミス・シンデレラ」「純愛ディソナンス」などに出演している。畑は「思わず顔を隠したくなるような甘酸っぱくてドキッとするシチュエーションがたくさん詰まっている」と見どころを語り、「片想い中の方も、両思い中の方も、恋愛以上に大切なものがある方も公開を楽しみにしていただけたら」とコメントを寄せた。

メガホンをとったのは、「四月は君の嘘」「ひるなかの流星」など、ラブストーリーに定評のある新城毅彦監督。脚本は、「好きな人がいること」「ユニコーンに乗って」などのドラマのほか、「午前0時、キスしに来てよ」で新城監督とタッグを組んだ大北はるかが担当する。高橋、畑、新城監督、原作者の亜南氏のコメント全文は以下の通り。

【高橋恭平】

少女漫画原作の映画に主演として出ることが昔からの夢だったので、今回その夢が叶い、本当に嬉しかったです。メンバーも喜んでくれるかなと思ったら心配されて、一気に緊張しました。

千輝は、本当は強い想いや優しさに溢れているのに、それを人に見せたり、伝えたりするのが不得意な人間なので、“塩対応”の裏で千輝の魅力をどう表現していくべきか、僕なりにたくさん考えました。

僕の初めての主演映画がこの作品で本当に幸せですし、千輝という役を演じられたことを誇りに思っています。

イケメン度は普段から満点だと思っているので、360度イケメンな高橋恭平…いや、千輝彗をたっぷりスクリーンでお見せできると思います。日本中を必ずキュンキュンさせますので、是非楽しみにしていてください!!

【畑芽育】

今回ヒロインという大役をいただき、期待と嬉しさと不安とで胸がいっぱいでした。撮影を終えた今でも、真綾のことを考えない日はないくらい役に没頭してきた日々でした。

作中の台詞で「なんだか夢みたい」と真綾ちゃんが言うんです。私にとっても、真綾として生きられたことが、過ごした時間が、本当に夢のようで、かけがえのないものになりました。沢山のスタッフさんとキャストの方々に支えられながら作り上げた、大切な宝物です。

思わず顔を隠したくなるような甘酸っぱくてドキッとするシチュエーションがたくさん詰まっているので、原作ファンの皆様はもちろん、初めてこの映画を観る方々も胸がトキめくような作品になっていると思います。

片想い中の方も、両思い中の方も、恋愛以上に大切なものがある方も公開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。

【新城毅彦監督】

失恋で傷付いた女子高生・真綾が、ひょんなきっかけで学校一のイケメンモテ男子の千輝くんから提案された「片想いごっこ」。他の女子には見せない千輝くんの表情にキュンとし、秘密の関係にドキドキする。