ピーター・ジャクソン監督、ドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」不参加の理由明かす
2022年8月10日 11:30

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ最新作「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」の世界配信を間近に控えるなか、同シリーズ3部作、および「ホビット」シリーズ3部作を手がけたピーター・ジャクソン監督が参加を打診されていたことを明らかにした。
米ハリウッド・レポーターのポッドキャスト「Awards Chatter」に出演したジャクソン監督は、「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」の関係者から、「(脚本・プロデューサーの)フラン・ウォルシュと私に参加したいか聞いてきたので、『脚本を見ずに答えるのは不可能な質問だ』と返答していた」と告白。だがその後、連絡が途絶え、いまに至るという。
もともとアマゾン・スタジオ、「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」の企画・製作総指揮を務めるJ・D・ペインとパトリック・マッケイは、ジャクソン監督の協力を得たいと考えていたことが関係者の証言によって明らかになっている。だが、映画の「ロード・オブ・ザ・リング」3部作はワーナー・ブラザースが権利を保有することから、法的な懸念が噴出。さらに、ジャクソン監督の招聘に積極的だったアマゾン・スタジオの重役が退社したこと、J・R・R・トールキンの遺産管理団体がジャクソン監督の参加に反対したという情報もある。
「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」に参加できなかったことに関して、ジャクソン監督は「まったく不満はない」とコメントしている。
「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」は「中つ国」の第2紀を舞台にした物語で、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前日譚にあたる。アマゾンPrime Videoで240を超える国と地域で9月2日から世界配信される。
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