「ピースメイカー」シーズン2は安泰 ジェームズ・ガン監督が明言
2022年8月9日 12:00
米ワーナー・ブラザースが製作した「バットガール」が突然公開中止となったことで、DC映画ファンのあいだに動揺が走っている。
同作は、「バットマン」シリーズに登場するゴッサム警察ジェームズ・ゴードン警部の娘、バーバラ・ゴードンを主人公にした映画作品。「バンブルビー」「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」のクリスティーナ・ホブソンが脚本を執筆、「バッドボーイズ フォー・ライフ」のアディル・エル・アルビとビラル・ファラーの監督コンビがメガホンをとった。
ヒロインには「イン・ザ・ハイツ」のレスリー・グレイス、ゴードン警部役にJ・K・シモンズ、悪役にブレンダン・フレイザーのほか、マイケル・キートンが出演する話題作だが、HBO Maxの親会社であるワーナー・ブラザース・ディスカバリーが突然公開中止を決定。さらに長編アニメーション映画「Scoob! Holiday Haunt(原題)」も中止としたことから、HBO Maxのオリジナルシリーズすべてが公開中止になるのではないかとの憶測が流れている。
そんななか、あるファンがジェームズ・ガン監督のTwitterに、「『ピースメイカー』のシーズン2は大丈夫?」という質問を投稿。これに対し、ガン監督は「イエスだ。みんな、落ち着いてくれ」と返答している。
「ピースメイカー」は、ガン監督が手がけた「ザ・スーサイド・スクワッド」のスピンオフで、平和を守るためならどれだけ人を殺しても構わないという倒錯した筋肉隆々のヒーローが主人公。「ザ・スーサイド・スクワッド」に続きジョン・シナが同キャラクターを演じており、8話すべての脚本をガン監督が執筆している。
「ピースメイカー」はHBO MaxでNo.1の視聴回数を誇っていることから、親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは現状維持の意向を固めたようだ。なお現在、ガン監督は23年5月5日全米公開予定の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3(仮題)」の仕上げの真っ最中だ。