竹内涼真、3度目の池井戸作品で「飽きられているんじゃないかと心配」 横浜流星は「存分に楽しんだ」と手応え
2022年8月8日 20:08
俳優の竹内涼真と横浜流星が8月8日、都内で行われた共演作「アキラとあきら」の完成披露試写会に出席した。原作は池井戸潤氏の人気小説で、竹内は連続ドラマ「下町ロケット」「陸王」に続く池井戸作品への出演となり、「光栄ですが、3度目なので『また、竹内か』と池井戸さんに飽きられているんじゃないかと心配している」と照れ笑い。一方、横浜は初の池井戸作品で「存分に楽しませていただいた」と手応えを示した。
父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻ろうされてきた山崎瑛(アキラ)と、老舗海運会社の御曹司でありながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(あきら)。日本有数のメガバンクに同期入行したふたりが、過酷な運命に立ち向かい、奇跡の大逆転を巻き起こすさまを描く。
竹内が山崎瑛を、横浜が階堂彬をそれぞれ熱演。本作で初共演を果たし「東映の撮影所ではよくすれ違っていた。無骨ながらも、可愛らしい部分も」(竹内)、「同時期にヒーローをやっていたので、勝手に仲間意識はありました。うそのない、まっすぐな人」(横浜)とすっかり意気投合した様子。竹内からは「もっと違う場所でセッションしたい」と再共演を期待させる発言も飛び出した。
物語のテーマである“信念”に話題が及ぶと、竹内は「六本木の男としてですか? 今、信念という言葉を聞くとそっちに引っ張られてしまう(笑)」と出演中のテレビドラマに触れつつ、「この仕事を始めてもう10年。やっぱり現場が好きです。コミュニケーションをとったり、意見交換するのが楽しい」と自身の信念を熱弁。横浜は「ご覧いただく皆さんの心に残る作品をお届けするには、妥協しないこと」と真摯に回答していた。
完成披露試写会には共演する高橋海人(King & Prince)、石丸幹二、ユースケ・サンタマリア、江口洋介、三木孝浩監督(「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG タング」)が出席。高橋は兄・階堂彬にコンプレックスを抱く階堂龍馬を演じ、「緊張の毎日だったが、流星くんが僕を支えてくれた。とても重要なシーンでは、僕とふたりきりになってくれて、うまくいったらハグをしてくれた」と感謝していた。
「アキラとあきら」は8月26日に全国東宝系で公開。人気バンド「back number」が、登場人物たちの熱い生き様をイメージした主題歌「ベルベットの詩」を書き下ろした。
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