「スリー・ビルボード」マーティン・マクドナー監督最新作「イニシェリン島の精霊」23年1月公開
2022年8月8日 18:00

「スリー・ビルボード」のマーティン・マクドナー監督の最新作「The Banshees of Inisherin」が「イニシェリン島の精霊」の邦題で2023年1月に公開される。あわせて、予告編(https://youtu.be/drrHbi0r_cs)も披露された。
第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞、続く2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞、さらに主演のフランシス・マクドーマンドに2度目のアカデミー賞主演女優賞をもたらした「スリー・ビルボード」に続き、マクドナー監督がサーチライト・ピクチャーズと再タッグ。舞台となるのは、アイルランドの孤島・イニシェリン島だ。
本土が内戦に揺れる1923年、島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた。
主人公パードリックを演じるのは、マクドナー監督とは「ヒットマンズ・レクイエム」「セブン・サイコパス」に続き、3度目のコラボレーションとなるコリン・ファレル。コルムには「ヒットマンズ・レクイエム」でもコリン・ファレルと共演経験のあるアイルランドが誇る名優ブレンダン・グリーソン。さらに、「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」「エターナルズ」のバリー・コーガン。そして10代の頃からマクドナー監督に見出され、「スリー・ビルボード」に引き続きケリー・コンドンが共演する。
予告映像は、才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスを予感させる。8月31日から開幕する第79回ベネチア国際映画祭でのコンペティション部門でのワールドプレミアに続き、9月8日から開催のトロント国際映画祭での北米プレミアも決定している。
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