「怪盗グルーのミニオン大脱走」声優は誰？　双子の兄弟、悪役など日本語版キャスト紹介

2010年公開の「怪盗グルーの月泥棒 3D」からはじまった、「怪盗グルー」「ミニオンズ」シリーズ。本記事では、「怪盗グルー」シリーズの第3弾となった今作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の日本吹き替え声優や主要キャラクターをご紹介します。

豪華俳優・声優陣が吹き替えを務めている本シリーズですが、今作もグルー役の笑福亭鶴瓶さんをはじめ、松山ケンイチさん、生瀬勝久さん、中島美嘉さん、芦田愛菜さん、福山潤さん、LiSAさんら多彩な顔ぶれが結集。そして、イルミネーション・スタジオ作品の“常連”である宮野真守さん、山寺宏一さんが今作ではどんな役を演じているかにも注目です。

(C)Universal Studios

晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、新たな敵バルタザール・ブラットが現れる。1980年代に子役として人気を博した過去の栄光にすがっているバルタザールは、様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返し、彼を逃がしたグルーは反悪党同盟をクビになってしまう。

そんな時、グルーに生き別れになっていた双子の兄弟・ドルーがいることが判明。父親から莫大な遺産を相続しているドルーは、父の志を受け継ぎ天下の大悪党になることを夢見ていた。一方、グルーの相棒ミニオンたちは、グルーが反悪党同盟をクビになったことで再び悪の道に戻ってくることを期待していたが、グルーにその気がないことを知り、新たなボスを求めて旅に出る。

主人公グルーは、かつては意地悪な怪盗でしたが、月泥棒の偉業を成し遂げ、孤児3姉妹の父親となったことで悪党稼業から足を洗うことに。現在は、悪と戦う超極秘組織「反悪人同盟」の捜査官として活動しています。

日本語吹き替えキャストは、「怪盗グルーの月泥棒 3D」から12年にわたってグルー役を務めている笑福亭鶴瓶さん。日本のファンには「グルー＝鶴瓶さんボイス」がすっかりおなじみとなっていますが、本人いわく「12年やっていてもまだなじまない」とのこと（！）。最新作「ミニオンズ フィーバー」では、少年グルーの声に挑戦しています。

レギュラーキャラクターではこのほか、グルーの妻のルーシーを歌手の中島美嘉さん、グルーの娘となった三姉妹の末っ子・アグネス役を芦田愛菜さんが続投しています。

(C)Universal Studios

今作でグルーの前に立ちはだかるのは元天才子役のバルタザール・ブラット。1980年代にテレビ番組で一世を風びするも、番組打ち切りによって忘れ去られたブラットは、80年代風のファッションとヘアスタイルを好み、様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返しています。

日本語吹き替えキャストは、当時洋画アニメーション、ハリウッド映画の吹き替えは初挑戦だった松山ケンイチさん。ムーンウォークでダイヤ強奪に向かうなどエキセントリックなキャラクターのブラッドですが、松山さんは出演時「山田康雄さんが『吹き替えも俳優業の1つ』とおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と初代ルパン三世役やクリント・イーストウッドの吹き替えなどで知られる故山田康雄さんの名前を挙げて、気合いみなぎるコメントを寄せていました。

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今作から登場したドルーは、グルーの生き別れになっていた双子の兄弟で、天下の大悪党になることを夢見ています。吹き替えキャストは生瀬勝久さんが務め、キャスト発表の会見では「とにかく、楽しかった。これは続けたいですね」と続投を希望するなど、ノリノリの様子でした。

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イルミネーション作品の“常連声優”である山寺宏一さん、宮野真守さんが今作にも出演しています。

山寺さんは、シリーズ第1弾「怪盗グルーの月泥棒 3D」では悪党銀行の経営者パーキンスの息子・ベクターを演じ、今作ではドルーの執事フリッツ役を担当。一方の宮野さんは、ブラットの相棒でロボットのクライヴ役やアナウンサー役を務め、松山さんとの“声の共演”も果たしました。

さらに、「コードギアス」シリーズなどで知られる声優・福山潤さん、お笑いタレントのいとうあさこさん、「鬼滅の刃」シリーズの主題歌でおなじみのミュージシャンのLiSAさんも出演。ちなみにLiSAさんはこの時、「ミニオンズ」に続きシリーズ2度目の参加で、最新作「ミニオンズ　フィーバー」で3度目の出演を果たしています。

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