エリザベス女王の貴重な子ども時代 ドキュメンタリー映画の本編映像入手
2022年6月24日 11:00

イギリス君主エリザベス2世の初となる長編ドキュメンタリー「エリザベス 女王陛下の微笑み」(公開中)の本編映像の一部を、映画.comが入手した。
メガホンをとったのは、「ノッティングヒルの恋人」「ゴヤの名画と優しい泥棒」などで知られるロジャー・ミッシェル監督。6月17日に公開初日を迎え、多くの観客で賑わう好スタートを記録。6月26日には、東京・TOHOシネマズ シャンテで大地真央が登壇するトークイベントが開催される。
本作は、女王の膨大なアーカイブ映像を使用しており、ミッシェル監督の盟友でプロデューサーを務めたケビン・ローダーは「すべてを見るのに3~4カ月かかった。一番古いものが、おそらく90年以上前のもの」と振り返る。その中から一番気に入っているシーンとして挙げたのが、エリザベス女王が子どもの時から諸国歴訪し、さまざまな国の文化や人々に触れている場面だ。
そのシーンを収めた映像では、ロサンゼルス出身の3人組DJユニット、チート・コーズが2016年にリリースした曲「Queen Elizabeth」に乗せて、おそろいのベレー帽と洋服を着た妹のマーガレットとともに、バグパイプの演奏を興味深く見ている子どもの頃のエリザベス女王(当時はエリザベス王女)が映し出される。隣には、母親のエリザベス皇太后、そしてその後ろには「英国王のスピーチ」で知られる父親のジョージ6世の姿も。
スコットランド、パプアニューギニアなど、エリザベス女王は幼き頃から各国を周り、色々な文化や人々に触れてきたことが見て取れる場面であり、ローダーは「彼女が人生においてどれくらい多くの経験をしているのか分かるので、そこがとても好きなシーン。100年近くになる人生の中で、彼女がどのくらいの歴史を体験してきたのか、ぜひそれを感じてほしい」と解説している。
また、本作はミッシェル監督の意向でナレーションが一切使用されておらず、その代わり、多彩な楽曲の歌詞がエリザベス女王の心情と相まって、深い印象を残す。ザ・ビートルズの名曲「ノルウェーの森」「ハー・マジェスティ」も使われているので、ぜひ注目してほしい。
(C)Elizabeth Productions Limited 2021
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