五社英雄監督が遺した24作、遂に全作パッケージ化 没後30年プロジェクトでCS・BS放送&名画座上映も
2022年6月14日 06:00

今年で没後30年となる日本映画界の鬼才・五社英雄監督。命日の8月30日にむけて「没後30年 五社英雄 情念の軌跡」と題したプロジェクトが始動することがわかった。
まずは、未だパッケージ化されていない9作品のDVD、もしくはブルーレイ化だ。対象作品は「牙狼之介」「牙狼之介 地獄斬り」「御用金」「人斬り」「女殺油地獄」「獣の剣」「五匹の紳士」「十手舞」「出所祝い」。これにより、五社監督が遺した24本全作品がパッケージ化されることになった。



ポニーキャニオンからは「御用金」「人斬り」「女殺油地獄」のDVD(各4180円/税込み)及びブルーレイ(各5170円/税込み)、東映ビデオからは「牙狼之介」「牙狼之介 地獄斬り」のDVD(各4180円/税込み)が8月30日にリリース。松竹からは「獣の剣」「五匹の紳士」「十手舞」、東宝からは「出所祝い」のDVD(価格未定)が、2022年内に発売される予定だ。


CS・BSでは、五社監督の特集プログラムが続々放送。東映チャンネル・日本映画専門チャンネルはプロジェクトタイトルと同じ冠で、8月に7作品、9月に5作品を放送。加えて、WOWOWでは「没後30年 五社英雄の時代劇」と題し、9月に6作品の放送を予定している。


また、4月にリニューアルされた新文芸坐では、8月27日から10日間の特集上映を実施。「三匹の侍」「丹下左膳 飛燕居合斬り」「御用金」「人斬り」「鬼龍院花子の生涯」「陽暉楼」「極道の妻たち」「吉原炎上」「226」といった名作を上映する。


五社監督の娘で、五社プロダクション代表取締役の五社巴氏は「父が亡くなってから30年はあっという間でした。その後実母や継母も亡くなり遺品整理を始めたら、未だに見ることが出来ない父の作品があることに気が付き、驚きました。そこから、父の作品を次の世代につなぎたいと強く思うようになったのです」とプロジェクト立ち上げの経緯を語っている。
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