ジョニー・デップ×フォレスト・ウィテカー共演作、予告＆ポスター完成　未解決暗殺事件、ロス市警に巣食う闇に迫る

(C)2018 Good Films Enterprises, LLC.

物語の中心となるのは、全米を震撼させた“2PAC”と“ノトーリアス・B.I.G.”というふたりのラッパーの暗殺事件。対立する所属レーベル同士の報復合戦が招いた悲劇とも噂され、「ヒップホップ東西抗争」としてメディアで大々的に取り上げられたが、現在に至るまで犯人は特定されず、真相はいまだに深い闇に包まれている。米作家ランドール・サリバンが膨大なリサーチと綿密な取材に基づき、2002年に出版した傑作ノンフィクションを土台にした本作で、デップが事件を追う実在の刑事ラッセル・プール、ウィテカーが事件を報じた記者ジャックを演じる。「リンカーン弁護士」「ランナーランナー」で知られるブラッド・ファーマンが監督を務めた。

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予告編は、90年代に一躍スターダムを駆け上がったふたりのラッパーの、ショッキングな暗殺シーンから始まる。ロサンゼルス市警で、事件の担当刑事だったプールは、このアメリカ史上最も「悪名高い（ノトーリアス）」な事件を、18年後のいまもなお、独自に追い続けている。一方、記者のジャックはビギーの回顧特集を執筆するため、プールとともに再び事件を追うことに。「なぜこの事件に固執する？」と問うジャックに、「この事件が未解決なのは、警察が望まないからだ」と衝撃の事実を告げるプール。ふたりの対話から、ロサンゼルスに巣食う闇の正体が浮かび上がっていく。

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ポスターは、プールとジャックの背後に、ビギーの写真、容疑者の似顔絵、黒塗りの文書など、未解決事件の証拠が敷きつめられたデザイン。「それは、誰も望まない『真実』」というコピーは、陰謀に巻き込まれていくふたりの行く末を暗示しているかのようだ。場面写真には、捜査を進めるふたりの真剣な表情が切り取られている。

「L.A.コールドケース」は、8月5日からヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。