ディーン・フジオカ「頑張れという気持ちに」 岩田剛典と“バディ復活”で母性本能引き出される
2022年5月12日 18:37
世界的探偵小説が原案となったテレビドラマの劇場版「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」の完成報告会見が5月12日、都内で行われ、難事件に挑む犯罪捜査コンサルタント・誉獅子雄を演じるディーン・フジオカ、精神科医・若宮潤一役を務める岩田剛典が出席。フジオカは「岩ちゃん(岩田の愛称)の母性本能をくすぐる能力が進化した。お茶目だったり、失敗したり、いろいろうまくいかない姿がかわいいんですよ。頑張れという気持ちになり、自分の中にも母性本能があるんだなと気づかされた」と岩田とのバディ復活を振り返った。
一方、岩田は「(ドラマから)結構ブランクがあったはずなんですけど、すんなり役に戻ることができた。ディーンさんと築いた阿吽の呼吸が生きていた」とこちらも変わらぬ信頼感。また「役者をやりつつ、アーティスト活動もやっているので、シンパシーを感じるものもありますし、多岐にわたりいろんなお話をさせていただいた」と敬意を示した。
フジオカによると、劇場版は「重層的で厚みがある物語が魅力」だといい、「ぜひ、映画館で圧倒的な没入感を味わって」とアピール。髪型や衣装などにも変化があり「いい意味で、ドラマで築いたこだわりを手放して、新しい誉獅子雄を作ろうとスタートした」と振り返ると、岩田も「獅子雄さんは完全無欠なイメージですけど、映画では(感情的に)燃える姿が垣間見られる。バディの進化した姿を楽しんでいただける」と劇場版ならではの見せ場に自信を示した。
会見にはドラマ版のレギュラーで、警視庁捜査一課長の江藤礼二役の佐々木蔵之介、新キャストとして本作に出演する新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平、そしてドラマ版の演出も手がけた西谷弘監督(「昼顔」「容疑者Xの献身」)が出席した。
佐々木は「また、あのバディに出会えるので幸せな時間を過ごした」と明かし、「感情を吐露する獅子雄を初めて見たし、(岩田演じる)若宮も頼りがいがある」とほれぼれ。自身の役どころについては「推理力より出世欲。いかに獅子雄を盛り上げて、効率的に手柄をあげることを考えている(笑)。でもドラマとは違う姿も見てもらえる」と話していた。
「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」は、6月17日から全国東宝系で公開される。原作シリーズの中でも人気の高い「バスカヴィル家の犬」をモチーフに、不気味な島で暮らす華麗な一族をめぐる事件を描く。
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