「ハンガー・ゲーム」前日譚映画の製作が決定
2022年5月10日 11:00

大ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚を描くスピンオフ映画の製作が正式発表された。
米ラスベガスで行われたコンベンション「シネマコン」で、「ハンガー・ゲーム」シリーズを手がけるライオンズゲートが新作「The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)」の製作を発表した。同シリーズでドナルド・サザーランドが演じたコリオラヌス・スノー大統領の若き日を描くスピンオフ映画。第12地区からプレイヤーとしてやってきた少女の指導係となった18歳のスノーの葛藤を描くという。
「ハンガー・ゲーム」は、スーザン・コリンズのヤングアダルト小説の映画化で、「ハンガー・ゲーム2」「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」の全4作が公開。シリーズの世界累計興収は30億ドルを超える大ヒットとなり、ヒロインを演じたジェニファー・ローレンスはトップ女優となった。
原作者のスーザン・コリンズは2020年5月に前日譚を描く「ハンガー・ゲーム0 少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う」を発表。ライオンズゲートは同作の映画化を行うと発表していた。
「ハンガー・ゲーム2」以降の全作品を手がけるフランシス・ローレンス監督がメガホンをとり、マイケル・アーント(「トイ・ストーリー3」)が脚本を執筆する。現時点でキャストは明らかにされていない。
「The Ballad of Songbirds and Snakes(原題)」は、2023年11月23日に全米公開される。
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