中国で社会現象化した純度100%のリアルラブストーリー「あなたがここにいてほしい」7月22日公開 主題歌はカレン・モク

2022年5月10日 10:00


実話をベースに、10年愛を描く
実話をベースに、10年愛を描く

2021年、中国のバレンタインデーにあたる5月20日に公開され、興行収入65億円を超える大ヒットを記録した恋愛映画「我要我們在一起(原題)」が「あなたがここにいてほしい」の邦題で、7月22日よりシネマート新宿・心斎橋ほか全国順次公開される。予告編とポスター、場面写真が披露された。

本作は、13年1月に中国最大のSNSサイト「ドウバン」で大反響を呼んだ、ある投稿から生まれた物語。「十年間一緒にいた彼女は、明日他人の嫁に行く」と題されたネット小説は、10年に及ぶ愛を綴っていた。その内容は、愛しあうふたりが幸せになるために、ともに助け合いながら一生懸命に生活していても、お金やマイホームなど様々な問題がふりかかるというもの。純愛だけでなく、中国における結婚の現状に問題提起した点からも多く共感を呼び、中国全土で社会現象を巻き起こした。

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高校時代、リュー・チンヤンは校内で出会ったリン・イーヤオに一目惚れする。なんとか彼女にラブレターを渡すが、生活指導担当のヤオ先生に見つかってしまう。「頭を丸めて校内放送で謝罪すれば、見逃してやる」という学校に対し、チンヤンはその場を利用してイーヤオに愛を告白し、退学となる。チンヤンはいつしかイーヤオと一緒に住むマンションを購入することを夢見ながら生活を送るが、現実にあらがえずに次第に空回りするようになる。

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映画化に名乗りを上げたのは、長年に渡り中華圏で活躍する台湾出身のプロデューサーで監督、脚本家のチェン・クォフー。チェンは良い作品を作りたいという思いから、時間をかけて脚本を書くと決め、最終的に8年を費やして完成させた。

メガホンをとったのは、中国で話題を呼んだ配信ドラマ「マイ・ハックルベリー・フレンズ」のシャー・モー。本作で長編初監督デビューを飾り、リアルでシビアな物語を美しい映像でまとめ上げた。チンヤン役はNetflix映画「流転の地球」やドラマ「晩媚と影 紅きロマンス」で活躍するチュー・チューシアオが務め、イーヤオ役は映画初主演となるチャン・ジンイーが抜擢された。主題歌「empty world」は、「天使の涙」で知られる女優のカレン・モクが担当している。

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