「Pig」監督、グラフィックノベル「サブリナ」を映画化
2022年5月10日 22:00
ニコラス・ケイジ主演「Pig(原題)」で長編初メガホンをとったマイケル・サルノスキが、グラフィックノベル「サブリナ」を映画化する新作で監督、脚本を務めることがわかった。
ニック・ドナルソ著「サブリナ」は、恋人サブリナが失踪した男性が、空軍の監視専門家で離婚の痛手を引きずる親友男性と一緒に暮らし始める。やがて、サブリナに関する衝撃的な映像が匿名でメディア各社に送られると、その動画が瞬く間にインターネットで拡散され、2人は過激な陰謀論者たちの標的になる、というストーリー。原作はニューヨーク・タイムズ紙やガーディアン紙などで2018年のベスト本リストに選出された。
米Deadlineによれば、映画はニュー・リージェンシーとRTフィーチャーズが製作。サルノスキ監督は米パラマウント・ピクチャーズの大ヒットホラー「クワイエット・プレイス」シリーズ第3弾を撮影してから、本作に取りかかるという。
サルノスキ監督、ケイジ主演の「Pig(原題)」(2021)は、米オレゴンのトリュフ採取人が採取用の豚を何者かに奪われ、かつて住んでいたポートランドで豚探しをするという異色のスリラー。批評家からは絶賛評が多く集まり、サルノスキ監督は同作で米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞新人監督賞を受賞した。