二宮和也主演「TANG タング」に「かまいたち」&景井ひな参戦! 「ニノさんを見るまではドッキリの可能性が…」
2022年5月3日 07:00
二宮和也が主演する「TANG タング」に、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司、濱家隆一と、TikTokのフォロワー数で、国内女性ランキング1位に輝く景井ひなが出演していることがわかった。「ニノさんを見るまではドッキリの可能性があると思っていました」と語る「かまいたち」は、主人公・春日井健(二宮)と、ポンコツロボット“タング”を追う悪役コンビ、景井はロボット製造企業で働く、アンドロイドロボットのように見える受付・原田カオリを演じた。
本作は、2016年のベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれ、日本でもシリーズ累計発行部数28万部を超えるベストセラー英小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(作:デボラ・インストール/訳:松原葉子/小学館文庫刊)を映像化するもの。二宮をはじめ、満島ひかり、市川実日子、小手伸也、奈緒、京本大我(「SixTONES」)、武田鉄矢が共演する。三木孝浩監督(「きみの瞳(め)が問いかけている」)がメガホンをとり、金子ありさ(ドラマ「恋はつづくよどこまでも」)が脚本を手がける。
ゲーム三昧で妻・絵美(満島)に捨てられ、無職で人生迷子中の健。ある日、健の家の庭に、記憶を無くしたロボットが現れる。どこから、何のためにやってきたのか分からないそのロボットは、自らを“タング”と名乗る。この迷子同士の運命の出会いで、驚きに満ちた壮大な冒険の幕が上がる。
「かまいたち」のふたりが演じるのは、タングを狙う謎の組織に所属する悪役コンビ。濱家は寡黙で威圧感があり、組織からの信頼の信頼も厚い実力者・大釜仁役、山内は狂気に満ちた目つきでスタンガンを扱い、同期の大釜の失脚を目論む小出光夫役。それぞれ自身の見た目や雰囲気がそのまま反映されたかのようなキャラクターに挑み、コンビとしては映画初出演・初共演を果たした。
山内は、「現場では三木監督から『目がヤバい、イってしまっているような、“いつもの”感じで』と言われましたね(笑)」と、ユニークな演出を語る。一方、「ドスを利かせて」と演技指導を受けた濱家は、「家で一人で練習した時、ドスを利かせ過ぎて、『いや、こんな役ちゃうやろ』って分からなくなったりしました(笑)」と、役づくりに悪戦苦闘したと明かした。
健がタングについて調べるために訪れた大企業アトビットシステムズ社の受付で働くカオリに扮した景井は、本作で実写映画初出演。「アンドロイドロボットに見えるような人間役を演じるにあたって、三木監督からご指導を沢山いただき、日常生活でも話し方を変えて臨みました」と振り返った。
「TANG タング」は、8月11日に全国で公開される。新キャスト陣のコメント(全文)は、以下の通り。
二宮さん主演の映画に出演と聞いて、ニノさんを見るまではドッキリの可能性があると思っていました。現場では三木監督から「目がヤバい、イってしまっているような、”いつもの”感じで」と言われましたね(笑)。普段、バラエティでは台本を事前にちゃんと頭に入れることはあまりしないのですが、今回は二人とも完璧に頭に入ってました。アドリブはゼロです! 「TANG タング」は俳優としての二人のデビュー戦なので、ぜひそこを見ていただきたいし、自分でも早く見たいです。客観的に見たらどうなっているのか……楽しみです。
映画には今までちょっとした役では出させてもらったことがあるのですが、二宮さん主演の映画と情報を聞いていくうちに「あ、ドッキリなんだ」と思いました。(ドッキリのために)一応めちゃくちゃ喜んだフリもしたんですけど、いざ来てみたら……ドッキリじゃなかった(笑)! 山内の役は悪役だけどコミカルなところもあるんですが、僕はただただ悪い奴っぽい方がいいと言われて……。「ドスを利かせて」と監督から指示を受けて、家で一人で練習した時、ドスを利かせすぎて「いや、こんな役ちゃうやろ」って一人で分からなくなったりしました。まだ僕らも“動くタング”を一回も見ていないので、すごく楽しみにしています。
映画に初出演させていただきましたので、お話をいただいた時は嬉しい反面、私が映画に出演できるの!?という驚きも大きかったです。アンドロイドロボットに見えるような人間役を演じるにあたって、三木監督からご指導を沢山いただき、日常生活でも話し方を変えて臨みました。タングはロボットなので表情は変わらないのに、声を聞いているだけで喜びや悲しみの表情が見えてきます。自分に自信が持てなかったり勇気が出なかったり、そんな時に背中を押してもらえる作品だと思うので是非沢山の方にご覧頂きたいです。
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