「007/リビング・デイライツ」主題歌は2バージョン存在した! ジョン・バリーとの対立「a-ha THE MOVIE」特別映像公開
2022年5月1日 10:00

1985年にリリースしたデビュー曲「Take on Me」が世界的ヒットを記録したノルウェー出身のポップグループ「a-ha(アーハ)」の軌跡をたどったドキュメンタリー「a-ha THE MOVIE」。彼らは人気シリーズの第15弾「007/リビング・デイライツ」で主題歌を担当しているが、音楽担当のジョン・バリーのミックスによる版とa-haのミックスによる版の2バージョンが存在するという異例の事態となった対立の真相を映す、本編映像が公開された。
1982年のオスロで、モートン・ハルケット、ポール・ワークター、マグネ・フルホルメンの3人によって結成されたa-ha。デビュー曲「Take on Me」は革新的なミュージックビデオが大きな話題を呼び米ビルボードで1位を獲得、ファーストアルバム「Hunting High and Low」は全世界で1100万枚以上もの売上を記録し、瞬く間にスターダムを駆け上がった。その後もヒット曲を次々と世に送り出すが、次第にメンバーの間に溝が生まれていく。3人の出会いとバンド結成、狂騒の80年代から90年代、解散と再結成を経て今なお進化を続ける彼らの姿を描き出す。
ジョン・バリーは、「野生のエルザ」(65)、「冬のライオン」(68)、「愛と哀しみの果て」(85)、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(90)の4作品でアカデミー賞作曲賞を受賞、「野生のエルザ」ではアカデミー賞歌曲賞も受賞し、世界的名声を得た映画音楽の巨匠。映画「007」シリーズの第一作目「007/ドクター・ノオ」(62)において、モンティ・ノーマンが作曲した「ジェームズ・ボンドのテーマ」の編曲で参加して以降、11作の音楽を担当し、11作目の「007/リビング・デイライツ」(87)主題歌でa-haと意見が対立、結果として「リビング・デイライツ」は2つのバージョンが存在する。
このほど公開された映像の中で、「彼は僕らが気に入っていたコードをストリングスのアレンジでかき消した。だから、僕らがオーケストラでさらに上書きした。それに彼が怒った」とその真相と、プロ同士の確執が語られている。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント