白石麻衣「夢を見ているよう」コナンにエスコートされ、レジェンド声優との共演に感激
2022年4月5日 21:32
大ヒットシリーズ「名探偵コナン」の劇場版25弾「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の“完成披露宴”舞台挨拶が4月5日、都内で行われ、高山みなみ、山崎和佳奈、古谷徹、高木渉と、ゲスト声優を務めた白石麻衣が出席した。
ハロウィンでにぎわう渋谷を舞台に、さまざまな運命が絡み合うなかで巻き起こる未曾有の大事件にコナンが挑む今作。降谷零をメインキャラクターとして、降谷と警視庁警察学校鬼塚教場の同期であり、既に殉職している松田陣平、萩原研二、諸伏景光、伊達航の「警察学校組」が登場。高木刑事と佐藤刑事の恋模様もつづられる。この日は“完成披露宴”とあって全員が正装で舞台挨拶に登壇。コナンはフワラーボーイとなって花びらを舞い散らせ、白石の登場時にはしっかりと腕を組んでエスコートし、白石を喜ばせた。
コナン役の高山は「皆さまご列席ありがとうございます」と口火を切り、「この日を無事に迎えられてホッとしている共に、これから始まるぞというドキドキワクワク感ですごく緊張しています」と告白。「今、感動しています」とファンが集った会場を見渡しながら、「観終わってすぐに、スタッフの方に『もう1回観たいね』と言ったぐらいすごい。『劇場版名探偵コナン』でありながら、『劇場版名探偵コナン』じゃないみたいで。またフレッシュなところ、ゼロからスタート、イチからスタートみたいな感じになりました」と完成作に胸を張っていた。
声優に初挑戦した白石は、レジェンド声優たちに囲まれ「こんな夢のようなステージに一緒に登壇することができて、本当にうれしいです」とにっこり。「夢を見ているような気分。小さな頃からコナンを観て過ごしてきたので、まさか自分がコナンの声優をやらせていただける日が来るなんて。今日は大事な日になりました」と明かす。爆弾犯に復讐を誓う組織のリーダー、エレニカ・ラブレンチエワ役に抜てきされたが、周囲の反響も大きいそうで「家族からも連絡が来ました。すごくコナンを好きな友達からも、『何十回も観るから、ネタバレだけは絶対にしないでね』と連絡をいただきました」と明かす。高木渉役の高木は「アフレコ、初めてだったんですって。すごいです」、高山も「全然そうとは思えない。びっくりしました。すごく素敵でした」、毛利蘭役の山崎も「大人で複雑で難しい役どころ。それなのにすごい」と絶賛。白石は「ありがとうございます。光栄です」と感激しきりだった。
司会から、「作品を重ねるごとに降谷零=安室透の人気は高まるばかり」と評される場面もあった。降谷零=安室透を演じる古谷は、「いやあ、困っちゃいますよね。映画に出るたびに観覧車の上で格闘しちゃったり、モノレールの走行路を愛車で走っちゃたり、『今度は何?』というプレッシャーがあります」と安室のハイスペックさについて言及。高山が「そこなんですか?」とツッコむなか、古谷は「今回も新たなスキルを発動しちゃいまして。大変です」と苦笑いを見せた。また「警察学校組」を演じる神奈延年、三木眞一郎、緑川光、東地宏樹とは5人一緒にアフレコができたそうで、「ちょうど僕ら同期組5人だけで、丸1日かけてアフレコすることができたんです。演じている声優たちもいろいろな作品で共演している気心知れたメンバーなので、とても楽しくできました」と充実の表情で振り返っていた。
「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」は4月15日から公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。