IMAX、新たなフィルムカメラ開発に着手
2022年3月29日 15:30

巨大スクリーンや高画質映像など独自の映写システムを提供するIMAX社が、新たなフィルムカメラの開発に着手していると、米バラエティが報じている。
IMAX は現在、フィルム製造のコダック、カメラ製造のパナビジョン、ポストプロダクションのサービスを提供するFotoKemと共同で最新のフィルムカメラを複数開発中で、2023年下半期に第1弾を発表する予定だという。IMAXカメラを愛用するクリストファー・ノーラン監督やジョーダン・ピール監督らが試作機の開発に協力しており、静音化や操作性の向上などが期待されているという。
ストリーミングサービスの台頭やホームシアターの充実から、巨大スクリーンで高画質映像を提供するIMAX映画への需要が高まっている。今年は、「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」「トップガン マーベリック」など、IMAXカメラで撮影された映画が10本以上公開される予定だ。
そんななか、IMAXは新たな専用カメラの開発に着手。「IMAXがエンターテインメントやイベントの世界的なプラットフォームとなるなかで、より多くの映画作家、ストーリーテラー、アーティストに、エンドツーエンドの機会を提供したい」と、IMAXエンターテインメントのメーガン・コリガン社長は新カメラ開発の理由を説明する。
「ダークナイト」シリーズからIMAXカメラでの映像製作を行うノーラン監督も、「解像度から色彩、シャープネスまですべてのクオリティにおいて、現時点でIMAXのフィルムカメラに匹敵するものは存在しません」と断言。「映画作家や映画ファンは、新たに改善されたIMAXフィルムカメラに興奮することでしょう。私自身のように」と期待の声を寄せている。
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