中島健人、役作りで香水絶ち「自然体の自分に近づけるように」
2022年3月23日 18:00
2017年の発売以来、泣ける恋愛小説として話題を集め、発行部数70万部を突破した宇山佳佑氏の同名小説(集英社文庫刊)を映画化。中島がカメラマン志望の主人公・朝倉晴人、初共演の松本が“人の何十倍も早く老いていく”難病を発症する有明美咲をそれぞれ演じ、はかない恋愛模様を織りなしていく。
原作の熱烈なファンだという中島は、制作発表時に「僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています」とコメントを寄せており、この日も「自分で言うのもなんですが、最高傑作になりました。本当に涙が止まりませんでした」と確かな手応え。「あくまで僕自身の見解なので、最終的にはご覧になる皆さんに、最高傑作にしていただければ。ほほ笑みと思いやりを世界中に届けたい」とアピールし、「この1年間、自分にとっても強い自信と心の支えになった。ようやく(配信開始日に)たどり着き、感慨深いですし、役者冥利に尽きると思う」と思い入れの強さを示していた。
夢をあきらめかけた青年という役どころで、普段の“キラキラオーラ”は封印。「小さい頃の記憶を思い出したり。それと撮影中は香水をつけるのをやめました。自分には絶対に必要なアイテムなんですが、自然体の自分に近づけるように」と役作りのための香水絶ちも告白。司会者から「今はつけている?」と問われると、「エブリデイ! 海外の皆さんも見ていますから(笑)」とアイドルの本領を発揮した。
難病と向き合う恋人を演じた松本も「温かい思いがたくさん詰まった、宝物みたいな作品」と本作への愛情は格別。「撮影から1年。今思い出しても温かい気持ちになる。その温かさは、中島さんの中から来ていると思います。うまく言えないですが、ご本人のすてきな部分が、晴人くんに全力で注がれている」と共演した中島に感謝を伝えた。
深川監督は「経験のない映画に挑んだ」と振り返り、「誰かを愛した経験がある方には響く映画になっていると思うし、とても日本映画らしい恋愛映画に仕上がった。その“らしさ”を全世界の人たちと共有できれば、それが映画の完成だと思っている」。さらに「できればヘッドホンをつけて没入感を味わっていただければ」と配信作品ならではの視聴方法もアピールしていた。
「桜のような僕の恋人」は、3月24日にNetflixで全世界同時配信。永山絢斗、桜井ユキ、柳俊太郎、若月佑美、要潤、眞島秀和、及川光博が共演し、主題歌は「Mr.Children」が担当している。
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