ギレルモ・デル・トロ監督が築いたフィルム・ノワールの世界 「ナイトメア・アリー」特別映像
2022年3月18日 12:00

「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ監督最新作「ナイトメア・アリー」の特別映像(https://youtu.be/aN4ZdpQKOQM )が披露された。デル・トロ監督やケイト・ブランシェット、ウィレム・デフォーらが本作の魅力を語っている。

第94回アカデミー賞の作品賞を含む4部門にノミネートされた本作は、1946年に出版された米作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャムのノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」が原作のサスペンススリラー。

ハリウッドの黄金時代に数多く製作された“フィルム・ノワール”に挑戦したデル・トロ監督が「アメリカの暗部を描いた作品だ。アメリカン・ドリームの裏側を見せる」と語るように、本作ではショービジネスの成功を夢見てカリスマ的才能と読心術を武器に成功の階段を駆け上がっていく主人公のスタン(ブラッドリー・クーパー)が、富や名声に目がくらんでいくうちに、人間の闇を見ることとなる。

謎に包まれた精神科医のリリス・リッター博士を演じたブランシェットが「ギレルモの作品には異世界の雰囲気がある。でも、そこで語られるのは現実の世界に通じる物語よ」と明かすように、デル・トロ監督は、本作で自身の独特の作風はそのままに現代にも通ずる新たなフィルム・ノワールの世界を築いた。

また、「ノワールの雰囲気や情緒が好きなんだ。あの時代の手法を学んだよ」とノワール愛を語るデル・トロ監督は、好きなものに対するストレートな愛も健在。映像にはスタン役のクーパーには30年代の映画スター、ブランシェットには同じく30年代の大女優をイメージしながらカメラを回したというこだわりのエピソードと、メイキング映像も収められている。
「ナイトメア・アリー」は、3月25日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。

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