タロン・エガートン、舞台初日にステージで卒倒 客席の医師が救助&代役立てて続行
2022年3月7日 20:00

映画「ロケットマン」や「キングスマン」で知られる英俳優タロン・エガートンが、ウエストエンドデビューを飾った舞台初日にステージ上で倒れ、急遽代役が入っていたことがわかった。
米EWによれば、エガートンは3月5日夜、ロンドンのアンバサダーズ劇場で開幕した劇作家マイク・バートレットの舞台「Cock(原題)」に出演していたが、上演の終わり頃に突然気を失って倒れたという。すぐに幕が下りて舞台は一時中断し、客席にいた医者がエガートンの救助にあたったそうだ。40分後、演出家のマリアンヌ・エリオットが、エガートンはバックステージで診察を受けて無事だが演技は続けることができないと観客に説明し、俳優ジョエル・ハーパー=ジャクソンがエガートンの代役として舞台の残り15分を最後まで演じた。
エガートンは翌6日にSNSで心配していたファンに向けて「少し首を痛めて、自尊心も傷ついたけれど大丈夫」と報告。7日のプレビュー公演から復帰すると明かし、代役を務めたハーパー=ジャクソンに感謝を伝えた。
バートレットが2009年に発表した「Cock(原題)」は、同性愛者のジョン(ジョナサン・ベイリー)がある女性(ジェイド・アヌーカ)と恋に落ちたことで自身のセクシャリティと向き合い、長年交際してきた恋人(エガートン)との関係が大きく変わっていく物語。本公演は3月15日から6月4日まで行われる。
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