パラマウント&ユニバーサルもロシアでの劇場公開を中止
2022年3月5日 12:00

ウクライナに侵攻したロシアに抗議するため、ハリウッドのメジャースタジオ5社が劇場公開中止で足並みを揃えた。
すでにウォルト・ディズニー(「私ときどきレッサーパンダ」)、ワーナー・ブラザース(「THE BATMAN ザ・バットマン」)、ソニー・ピクチャーズ(「モービウス」)の3社が最新作のロシアでの公開中止を発表しているが、このほどパラマウント・ピクチャーズとユニバーサル・ピクチャーズが加わった。パラマウントは「ソニック・ザ・ムービー ソニック vs ナックルズ」と「ザ・ロスト・シティ」、ユニバーサルは「アンビュランス」(マイケル・ベイ監督)の公開が控えていた。これにより、すべてのメジャースタジオがロシアでの封切りを中止したことになる。
ハリウッドにとってロシアは経営を揺るがすほどの市場ではない。それでも、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」は興収4400万ドル、「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が興収3200万ドルと好成績をあげており、重要な市場であることは間違いない。各社とも、再開は今後の状況によって判断するとしている。
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