スピルバーグ監督、マックィーン代表作「ブリット」の主人公を題材にした新作に着手
2022年3月1日 11:00

最新作「ウエスト・サイド・ストーリー」がゴールデングローブ賞で作品賞、主演女優賞、助演女優賞の最多3冠を獲得、アカデミー賞でも作品賞を含む主要7部門にノミネートされるなど、目下賞レースを席巻中のスティーブン・スピルバーグ監督の次なるプロジェクトが明らかになった。
米Deadlineが独占で報じたところによると、刑事アクションの名作「ブリット」(1968)でスティーブ・マックィーンが演じた主人公のキャラクターに焦点を当てたオリジナルストーリーになるようだ。「ファースト・マン」「スポットライト 世紀のスクープ」のオスカー脚本家、ジョシュ・シンガーが脚本を執筆。スピルバーグ監督はメガホンに加え、クリスティ・マコスコ・クリーガーとともにプロデューサーも務めるという。
マックィーンの代表作のひとつとして知られる「ブリット」は、野心家の上院議員から裁判の重要証言者の護衛を命じられたサンフランシスコ市警の刑事フランク・ブリットが、守るべき証言者を射殺され、黒幕と睨んだマフィアの首領を追いつめていくさまをスリリングに描いたアクションスリラー。サンフランシスコの急な坂道を舞台に繰り広げられるカーチェイスは映画史上屈指のスタントアクションとして、今なお数多くの映画に影響を与え続けている。
内部事情に詳しい関係者の話によれば、以前より同企画を温めてきたスピルバーグ監督は当初、「ウエスト・サイド・ストーリー」の次に同作に取りかかる予定だったものの、キャラクターの権利をめぐる交渉が思いのほか難航したことから、自身の少年~青年期に着想を得た「The Fabelmans(原題)」を次回作に選んだという。
また、同作は映画「ブリット」のリメイクではなく、あくまで主人公のキャラクターに焦点を当てたまったく新しいストーリー。同キャラクターの権利を保有する遺産管理団体マックィーン・エステートを運営するマックィーンの息子チャドと孫娘モリー・マックィーンが、製作総指揮として携わる予定のようだ。
 
 PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
 
   
   
   
   
   
  映画.com注目特集をチェック
 本日公開 注目特集
 本日公開 注目特集  火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
 本日公開 注目特集
 本日公開 注目特集  盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
 本日公開 注目特集
 本日公開 注目特集  てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
 注目特集
 注目特集  プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
 注目特集
 注目特集  好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 ![【Amazon.co.jp限定】ジュラシック・パーク 製作30周年 アニバーサリー (4K Ultra HD+ブルーレイ) スチールブック仕様[4K ULTRA HD + Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51tvPdEK4wL._SL160_.jpg) 
  
 ![A.I. [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51nRpNHrFmL._SL160_.jpg) 
  
 ![IRIS OUT / JANE DOE [Analog]](https://m.media-amazon.com/images/I/41lFC1UIBGL._SL160_.jpg) 
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 