コッポラ監督、新作の製作費を自ら調達 所有するワイナリーの大半を売却
2022年2月24日 15:00

「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」など映画史に残る傑作を放ってきた巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督が、新作映画のために1億2000万ドルの製作費を自ら調達したことを明らかにした。
米GQのインタビューで、コッポラ監督は新作「メガロポリス(原題)」の資金調達を自ら行ったと告白。昨年、コッポラ監督は所有しているワイナリーの大半を売却し、売却益の一部を担保にして、制作費1億2000万ドルの資金調達に成功したという。
通常、ハリウッドで映画を製作する場合、スタジオ側が製作費を資金調達するものだが、「メガロポリス(原題)」を獲得するスタジオが現れなかったため、コッポラ監督はインディペンデント映画として製作することを決意したという。
この状況は、「地獄の黙示録」のときと同じだと、コッポラ監督は振り返る。当時、どの映画スタジオも「地獄の黙示録」に出資したがらなかったため、自ら資金繰りを行うことになった。同作の製作は困難を極め、製作費も膨れあがったが、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するなど映画史に残る傑作として評価されている。
「私はまだ33歳かそこらで、すべての賞を受賞し、すべての興行記録を塗り替えていた。それでも、誰も『地獄の黙示録』に参加したくないという状況だった。『メガロポリス』に関しても、パーソナルにすればするほど、私が思い描く形にすればするほど、資金集めで苦労することはわかっていた」
「メガロポリス(原題)」は、コッポラ監督が1980年代前半に執筆した野心作で、ニュー・ローマと呼ばれるユートピアになったニューヨークを舞台に物語が展開する。ラブストーリーであると同時に、人間の本質を探る哲学的な物語でもあるという。現在、オスカー・アイザック、フォレスト・ウィテカー、ケイト・ブランシェットらと出演交渉を行っている。
ちなみに、コッポラ監督は82年公開の「ワン・フロム・ザ・ハート」の興行的失敗で莫大な借金を負うことになった。「メガロポリス」はその二の舞にならないかという記者の質問に対しては、「金銭的な影響はまったく気にしていないよ」と返答している。
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