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「スパイダーマン スパイダーバース」監督、初の実写映画はバンパイアスリラー

2022年2月15日 07:00

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ピーター・ラムジー
ピーター・ラムジー
Photo by Leon Bennett/WireImage/Getty Images

大ヒットアニメーション映画「スパイダーマン スパイダーバース」で共同監督を務めたピーター・ラムジーが、米パラマウント・ピクチャーズの新作映画「Blood Count(原題)」で実写映画に初挑戦することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。

プロットの詳細は不明だが、1950年代の米ロサンゼルスを舞台にしたバンパイアスリラーで、往年のフィルムノワールに超常現象とオカルトの要素を加えた、ユニークな作風になるという。同紙はまた、ジャズミュージシャンだったラムジー監督の父親の人生に着想を得ているとも伝えている。

ラムジー監督が自ら書き下ろしたオリジナル脚本をもとにメガホンをとるほか、NBAのスター選手レブロン・ジェームズが自身の製作会社スプリングヒルを通じ、マーベリック・カータースペンサー・ベイフリー(「スペース・プレイヤーズ」)と共同でプロデュースにあたる。

ラムジー監督は、ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を手がけ、世界を救うために立ちあがった妖精たちの戦いを描いた2012年のドリームワークス製ファンタジーアニメ「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」で長編監督デビュー。ボブ・ペルシケッティロドニー・ロスマンと共同で監督を務めた「スパイダーマン スパイダーバース」(18)は、2Dと3Dを融合させた革新的なアニメ表現が高く評価され、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞と第76回ゴールデングローブ賞の最優秀長編アニメーション映画賞を獲得した。

その続編となる「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース (パート1)(原題)」では製作総指揮に名を連ねるほか、制作総指揮と監督を務めた実写とCGのハイブリッドによるファンタジー・ミニシリーズ「Lost Ollie(原題)」が今年後半、Netflixでの配信を控えている。

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