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乗客全員が容疑者! 「ナイル殺人事件」カギを握る重要人物のキャラクタービジュアル

2022年1月21日 19:30

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乗客みんな怪しい…!
乗客みんな怪しい…!
(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作を映画化する「ナイル殺人事件」のキャラクタービジュアルが披露された。

「世界一売れた作家」として知られるクリスティが、生涯を通して書き続けた「名探偵ポアロ」シリーズ。 1937年に発表された「ナイルに死す」は、クリスティ自身が「旅行物のミステリーで史上最高傑作」と称した名編だ。映画化にあたり、前作「オリエント急行殺人事件」に続きケネス・ブラナーが監督・製作・主演を担い、ガル・ギャドットアーミー・ハマーアネット・ベニングら豪華キャストが集結した。

ビジュアルには、名探偵ポアロと物語のカギを握る人物たちが描かれる。本作の主人公であるポアロ(ブラナー/中央上)は、トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、彼の眼光はいつになく険しく見える。“美しき花嫁”リネット(ギャドット/左上)は、莫大な資産を相続した大富豪の娘で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。

そしてリネットの親友で、サイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーン(エマ・マッキー/中央下)、ポアロの盟友で「オリエント急行殺人事件」に続き出演する“探偵の友人”ブーク(トム・ベイトマン/右下)、名高き画家でありブークの“過保護な母親”ユーフェミア(ベニング/右上)、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガー、サロメの姪で“敏腕マネージャー”ロザリー(レティーシャ・ライト/左下)も描かれている。

このほかにも、結婚を祝うためクルーズ船に乗り込むのは、リネットの財産管理人アンドリュー(アリ・ファザル)、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズ(ローズ・レスリー)、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)、そしてリネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラー(ジェニファー・ソーンダース)、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズ(ドーン・フレンチ)。皆それぞれにリネット殺害の動機があり、誰が過ちを犯してもおかしくはない危うさを持つ。

監督と主演を務めるブラナーは「ある女性が別の女性の男を奪ったことにより、“宿命”が生まれ、そこから感情の爆発が起こる。つまりドツボにハマったこの三角関係こそが、死を呼ぶ休暇の中心据えられた腐った果実なのです」と語り、男女の三角関係こそがこのミステリーの核になっていることを明かしている。

ナイル殺人事件」は2月25日から全国公開。

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