今井翼、hideの実弟役で映画初主演！「TELL ME」hide役はJUON、I.N.A.役は塚本高史に決定

1998年、日本を代表するロックミュージシャンhideが急逝。葬儀には約5万人が訪れ、早すぎる別れに涙した。制作途中だったアルバム、既に決定していた全国ツアーや数々のスケジュール。本人不在という異例の状況の中、hideの弟でパーソナルマネージャーを務めるヒロシは、hideの意志を形にすべく、共同プロデューサーのI.N.A.ら仲間たちと、多くの困難を乗り越えていく。

今井が演じるのは、駆け出しのマネージャーながら、本人不在のhideプロジェクトを実現すべく奔走するヒロシ役。今井は、「中学の生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた自分が、この様な機会をいただけることは信じられません」と喜びを語った。そして、「唯一無二のアーティスト、hideが遺したものは色褪せることはないと僕も思い続けています」とコメントを寄せた。

hideの共同プロデューサーのI.N.A.役は、hideのドキュメンタリー映画「JUNK STORY」でナレーションを務めた塚本。hideと二人三脚でソロ楽曲の制作を行い、「hide with Spread Beaver」のメンバーでもあったI.N.A.は、ヒロシを支える存在となる。塚本は、「監督とディスカッションしながら、みんなで恥ずかしくないものをhideちゃんに届けたい」と話し、「これからhideを知る方々にも、hideはこんなに素敵な人だったというのが伝わる作品を届けられればいいなと思います」と意気込みを語っている。

hide役を演じるのは、女優りりィを母に持ち、ロックバンド「FUZZY CONTROL」でギターとボーカルを担当するほか、ソロでも活動するロックギタリストのJUON。I.N.A.と楽曲制作をしたことがあるというJUONは、「同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたいと思っています」とコメントしている。

レコード会社重役・鹿島役は、声優としても活躍する津田。本作の撮影開始を控え、津田は「90年代を駆け抜けたhideさんの映画。今、彼の物語は、音楽はどう響くのでしょう。どんな映画になるのか僕も楽しみにしております」と語った。

「TELL ME hideと見た景色」は、今夏公開。各キャストのコメント全文は以下の通り。

僕は中学生のときにX JAPANを通してhideさんのカリスマ性に魅了されました。

世代問わずファンの心に生き続ける唯一無二のアーティスト、hideが遺したものは色褪せることはないと僕も思い続けています。

弟であり、更にはアーティストhideのマネージャーとして、純粋で真っ直ぐに生きる彼の姿を誰よりも近くで見てきた裕士さんの想いや意志を胸に、丁寧に描かせていただきます。

中学の生徒手帳にX JAPANの写真を入れていた自分が、この様な機会をいただけることは信じられません。

hideさん、裕士さんに感謝して皆様に心からお届け致します。是非ともご期待ください。よろしくお願い致します。

hideは、僕が小学生の頃に出会った永遠のロックスター。オファーを頂いた時、俺しかいないと思ったのはもちろん、hideちゃんを近くに感じられたらいいなと思いました。

I.N.A.ちゃんの存在はhideのファースト・ソロアルバムの時から知っていて、hideのかっこいい音楽を一緒に作った人。I.N.A.ちゃんに寄せようという気持ちもありますが、僕が感じてきたもの、見てきたもの、自分で調べて知ったものをそのままぶつけたいと思います。

監督とディスカッションしながら、みんなで恥ずかしくないものをhideちゃんに届けたい。これからhideを知る方々にも、hideはこんなに素敵な人だったというのが伝わる作品を届けられればいいなと思います。

今回、この映画のお話を頂き、心から光栄に思います。嬉しいとか最高とかのキャパを超えすぎて、今の気持ちを言葉にするのは困難ですが、同じギタリストとして感じる全てを全力で注ぎたいと思っています！

I.N.A.さんと楽曲制作をさせて頂いた事があるんですが、僕がギターを弾いて、スタジオで二人で「いいじゃーん」とか「ちょっと違うなー」ってやり取りしていた記憶が今、疑似体験だったかのような不思議な気持ちになります。

僕たちの心に寄り添ってくれるhideさんの音楽を聞いて、まるで学生の頃みたいに部屋で汗だくでギター弾いて、弦が切れて、また弦を張って、歌っています。

皆様、楽しみにしていて下さい。

90年代を駆け抜けたhideさんの映画。今、彼の物語は、音楽はどう響くのでしょう。どんな映画になるのか僕も楽しみにしております。

まずは自分の役割をしっかり果たせるように最善を尽くします。どうぞ宜しくお願い致します。